6.投資信託のファンドの投資先とは?

分配金

SHARE

6.投資信託のファンドの投資先とは?

投資信託の商品のことをファンドと言うことは既に説明しましたね。日本には約5,000本のファンドが存在します。

それぞれ少しずつ違っていますが、大まかには下のイメージ図のように分類されます。

 

fund

 

いかがですか???

 

「株、債券は知っているけどREIT(リート)って何???」

「先進国は何となく分かるけど、新興国って?」

 

ファンドを選ぶ前にまずはこの投資先の分類ひとつひとつについて知って下さい!このカテゴリでは投資先のおおまかな特徴をイメージできるように説明をしますね。

債券とは?

みなさんは銀行へ定期預金をしたことはありますよね。銀行の定期預金は期間と利率が決まっており満期が来たら預けた元金は戻ってきますよね。

債券とは銀行ではなく『国』や『地方自治体』『会社』へ預けるようなイメージです。

国や地方自治体、会社は定期預金としてお金を集めることはできません。代わりに『債券』を発行します。

 

債券には金利と満期が決められている

『債券』には定期預金と同じで金利と満期までの期間が予め決められています。

定期預金は1ヵ月から5年くらいの期間が一般的ですが、債券の場合2年、3年、5年、10年・・・と少し期間は長くなります。

 

債券はなぜ発行されるのか?

では『債券』はなぜ発行されるのでしょうか??

国や地方自治体、会社は『これからこんな事業をしたい!でも資金が足りないなあ。そうだ債券を発行してお金を集めよう』と考えます。

 

債券の金利はどうやって決まる?

では・・みなさんが債券を購入したいと思ったら、安全で金利が高い方がいいですよね?銀行で定期預金をする時も同じだと思います。

『A銀行は金利がとても高いわね。でも・・・金利が高いのは魅力だけどA銀行は小さいからもしかしたが潰れる可能性もあるわよね。それなら金利は低くても大きいB銀行の預けておいた方が安心かしら・・?』

債券も同じです。債券を発行する団体(国、地方自治体、会社等)の大きさや信用力によって金利の水準も違ってきます。

大きな組織で一般的に安全なイメージの強い団体であれば金利は低くても安心感があり、債券を発行しても買ってくれる人がたくさんいます。

逆に、少し不安定な団体(国、地方公共団体、会社等)が発行する債券は金利を高くしないとなかなか債券を買ってもらいえないのです。

 

債券は市場で売買されています!

そして・・・その債券は銀行の定期預金などど違って、発行されてからは株式のように市場で売買されています。

bond

少しややこしいかもしれませんが最後まで読んで下さいね。市場で売買?つまり『債券』は購入してから満期償還まで保有しなくても途中で売ることができるのです。

では何で途中で売るのでしょうか?

簡単です。持っている債券の価格が買ったときよりも上がっていれば満期まで持たなくても、上がった値段分だけ利益をとることができますね。

 

債券の価格が上がる仕組み

では債券の値段が上がる仕組みについて説明します。もしも、あなたが2年前に発行された期間5年金利2%の債券を持っていたとします。

みなさんもご存知だと思いますが、今はとても低金利の時代ですよね。今、債券を買おうと思ったら同じ団体が発行しているもので期間5年で金利が0.5%だとします。

債券を買おうと思った人たちはどちらの債券に魅力を感じるでしょうか?きっと2年前に発行された2%の債券の方が良い!と思いますよね。

value

そうなると2年前の債券はみんながほしいと思った分値段が上がります。

100万円出して100万円分の債券を買っていたけれど、価格が上がったので途中で105万円で売却することもできるのです。

これが債券が値上がりする仕組みです。

金利の水準はその発行団体の信用力だけではなく、同じ団体が発行する場合でも経済の状況でも変わってくるのです。

 

なぜ経済の状況(景気)で金利が変わるの?

ここは大きなイメージで考えて下さい!景気が良い時は債券は人気がなくなります。なぜでしょうか?

投資家の心理として債券で預金よりも少し高い金利をもらうよりも、株式などに投資したほうが儲かる!と考える人が増えるからです。

そうなると債券も金利を高くしないと買ってもらえなくなりますよね?なので景気が良い時は債券の金利も高いのです。

逆に・・・不景気になった!株式などに投資していたら値段が下がるかもしれない・・・安全な債券を買った方がいいのでは・・という考えの人が増えます。

そうなれば債券は金利を上げなくてもみんな買ってくれるのです。

なので金利は低いのです。

 

景気が良い=債券の金利も高い

景気が悪い=債券の金利も低い

 

債券の価格と景気の関係

では次に債券の価格についてです。

景気が良くなれば金利は上がります。昔から持ってる債券の金利よりも今のほうが高い金利の債券が買えるとなると、昔の債券は魅力がなくなりますよね。

つまり債券の価格は下落します。

 

逆に不景気になると金利は下がります。昔から持ってる債券の方が今発行される債券よりも金利が高いとなると、みんな欲しいと思いますよね。

そうなると債券の価格は上昇します。

 

景気が良い=債券の金利は高い=債券の価格は下落する

景気が悪い=債券の金利は低い=債券の価格は上昇する

 

いかがでしたか??少し長くなりましたが、債券のおおまかな仕組みについて少しでも掴んでいただけたら良いなと思います。

豆知識

債券のことを英語でbond(「ボンド」と読みます)といいます。そのため、債券に投資する投資信託の名前にはボンドという言葉がよく使われます。

「○○ボンド・オープン」「△△ボンド・ファンド」という名前の投資信託は、債券を主な投資対象としているファンドです。

『株式』とは?

会社は資金を集めるために株券を発行します。その株券には値段が付けられて市場で売買されています。その値段が高くなったり、安くなったりするので利益が出たり、損失がでたりするのです。

 

株券を売ったり買ったりする場所の事を証券取引所といいます。日本で一番有名な証券取引所は東京証券取引所ですね。

また、株を持ってると配当を受け取ることができます。一般的に配当は年2回。その会社の業績によって利回りが変わってきます。

会社が儲かれば配当もたくさんもらえますが、業績が悪いと配当無しということもありますね。ほかにも個人の株主には株主優待が受けれたりします。

 

私が持ってる百貨店の株も株主優待があり、殆どの商品を10%引きで購入することが出来るんです。この株主優待目当てに株を買う人も増えていますよ。

投資信託で株式に投資しているファンドを購入しても直接配当を受け取れたり、優待を受けたりすることはできません!これはあくまでも個別株を直接購入した人への特典です。

株式の説明はこれくらいにしておきますね。きっと知ってる人も多いと思うので・・・・

『RIET リート』とは?

RIETという言葉は債券や株よりも馴染みがないかもしれませんね。でも、日本でとっても売れてる投資信託はREITへ投資しているものがたくさんあるんです。

RIETを簡単に言うと、たくさんの投資家から資金を集めて、不動産を購入し運営することです。

 

例を挙げて説明しますね。

マンションにはオーナーさん(家主)がいますよね。住んでる人は家賃をそのオーナーに支払うのが一般的です。

オーナーはマンションの管理をしなければなりませんね。傷んだところがあれば修繕しなければなりませんし、マンションの周辺はきれいに掃除しなければなりません。

RIETはそのオーナーの役割を一つのファンドが行うことなんです。

 

reit

 

REITの場合はマンションよりもオフィスビルやショッピングセンター、遊園地などを購入し運営しています。

個人の投資家はファンドへ資金を投資します。その投資資金と銀行からの借り入れ等でオフィスビルやショッピングセンター等を購入します。

オフィスビルもショッピングセンターも入っている企業やお店から賃料をもらうことができますよね。そして、その不動産そのものが値上がりすれば売却することもできますし、賃料を上げる事もできます。

そうやって不動産を運営し利益が出たら投資家に分配していく仕組みがRIETです。

RIETの規模はアメリカが一番大きいです。RIETの銘柄数もたくさんあるのでアメリカのRIETに投資している投資信託はとても人気がありますよ!

株式、債券、リートについておわかり頂けましたか?

fund

次はファンドを大まかな投資先で分類していきましょう。

投資先で違うリスクの大きさ

 

risk

債 券=リスク 小

リート=リスク 中

株 式=リスク 大

 

投資する国によって違うリスク

日 本=リスク 小

日本以外の先進国(アメリカやカナダ、オーストラリア、ヨーロッパの国々)=リスク 中

新興国(ブラジル、インド、中国、メキシコ等)=リスク 大

risk

ファンドを選ぶ前には自分のリスク許容度を決めましょう!

5000本もあるファンドですが、これらのどこかに分類されるものがほとんどです。

たくさんあるファンドを選ぶ前に、まずは自分がどの程度のリスクを許容できるのか?をしっかり決めましょう。

リスクを許容できないけど、値上がりしそうだからとリスクの大きいものに投資してしまうと、こんなはずじゃなかった!という状況になってしまうかもしれません。

リスク許容度をしっかり決めたら、次はどの分野に投資しているファンドを購入するかをしっかり考えてくださいね。

 

SBI証券で 口座開設