2020年2月の最終週は金融史に残るショック相場となりました。レバレッジ商品に投資をしている人はロスカットや損切りで資金を飛ばした人もいるでしょう。
あっきんも日経では途中からショート目線に変えて下落相場で利益を取れたのですが、まさかまさかの金(ゴールド)でやられてしまいました。
通常は株式が下落するような局面では安全資産と言われる金は反対に上げるのですが、株価と共に金も下げる相場となったので残念な結果に・・・💦
今回みたいな経済的な有事の場合はゴールドって下がるんやね⤵️
良い勉強になったわ😅年初のイラクの時みたいやったら上がると✍️
株のリスクヘッジで買ったけど株と一緒に下がるという‥こういうのは自分で経験しないと分からないからまー良しとしよう👍 https://t.co/gTpBk3pyJ2
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) February 28, 2020
目次
コロナショックで株価暴落!VIX指数40超え!!
2020/2/29付の日経新聞で過去の株価下落相場での下落率が紹介されていました。
2008年に起こったリーマン・ショックがあまりにも強烈ですが、2015年のチャイナ・ショックと比べてもすでに近い数値を記録しています。
また、株価急落時に高騰する恐怖指数(VIX指数)も2年ぶりに40を超えてきました。なかなか見ない数字なのでビックリしました
普段は毎週水曜日に配信しているインスタライブですが、さすがにこれだけのショック相場となるとあっきんのところにくる質問が多くなったので緊急配信しました。
米国VI投資をしている人はどこまで価格が上がるか、ロスカットレートを変更した方がいいのかなど気になることが多いのでまとめてお答えしました。
一人で投資をしているとこの世に終わりにように感じてしまいますよね。そういうときこそ同じようなことをしている人に話を聞くとどこか冷静になれます。
23:00〜1時間ほど雑談っぽくお話をしましたが、リアルタイムで200人超えといつもよりたくさんの人が来てくれたので関心の度合いが高かったのだと思います!
IG証券のVIX指数(ボラティリティ指数)とは?
あっきんもひろこもヘビーユーズしているIG証券ですが、話題のノックアウト・オプションの他にVIX指数(ボラティリティ指数)を売買できるんです。
これまではあっきんはGMOクリック証券で米国VIを売買していたのですが、まさかの取引規制という事態に見舞われました・・・💦
珍しい機会だったのでインスタの投稿で記録として残しています。スライドして見てください
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月曜日に新規の売り注文ができなくなって金曜日にもう一度GMOクリック証券に電話して確認したのですが、当然のごとく、解除の目処などはわからないということでした。
察するにVIXが高騰する展開で売りを大量に保有してロスカットされる顧客を守ろうという親心のようにも感じますが、同時に高値で売りたい人の取引機会も奪っていることになります。
野菜が高騰して価格が高いから申し訳ないとお店の人が売り場から野菜を引き上げるようなものですよね。買う買わないは個人の自由なので取引環境は公平に与えてほしいと思います!
ただ、あっきんもひろこもこのところの株価高騰局面では現金比率を高めにしていたので暴落を待っていました。
このチャンスを逃すと取引機会を逃すことになるので伝家の宝刀IG証券のボラティリティ指数を満を持して使ってみました!!
あっきんと相談した結果、VIXショートすることに‼️
GMOクリック証券さんは取引規制で使えないみたいなのでIG証券でボラティリティ指数をショート!
27.32で1枚。1ドル下がると1,000ドルの利益に👍
口座にはこの時のために用意していた200万円入金。
日経で損した分を取り返せたらいいな♡ pic.twitter.com/6bsSOAp7Sw
— ひろこ@投資家/FP/元銀行員 (@hiroko_akilog) February 28, 2020
実際にはボラティリティ指数は5つある!
実際にボラティリティ指数を保有した後に読者さんから問い合わせをいただいて知ったのですが、5つのボラティリティ指数があります!!
PC画面を加工したもので説明します
一番上のボラティリティ指数期限なしが以下でひろこが保有したものでした。
その下の期限ありを選択すると3月期限のものと、4月期限のものが出てきます。この期限とはその日に強制決済されるというものです。
また、英語で表記されたものとボラティリティ指数との違いは取引単位です。英語表記のものはボラティリティ指数の1/5単位ということです。
また、期限ありの4つの銘柄は後から紹介するファンディングコストがゼロであるということも電話でカスタマーに聞いてわかった事実です。
以下で紹介するひろこが初めて保有した銘柄はボラティリティ指数期限なしです。
取引単位と値幅について
ひろこ口座の保有ポジション画面がわかりやすいのでこれで解説します
1枚保有して27.32から0.08ポイント下がって27.24になった時の含み益は80ドル(約8,800円)です。
IG証券のボラティリティ指数では1.00ポイント下がると1,000ドル(約11万円)の利益となります。1枚がすごく大きな単位ですね(^_^;)
GMOクリック証券の米国VIの場合は最小取引単位で1.00ポイント下がると10ドル(約1,100円)の利益なので100倍大きいのです!!
ファンディングコストがかかる
実際にひろこ口座でかかったファンディングコストです。3日分で48,310円ととても高い金額でした!!
これだと1日あたり16,000円ほどひかれていくことになります。これについても電話で確認したのですが、指数の価格が上がるとこのファンディングコストも高くなる傾向があるようです。
ひろこポジションはやはりファンディングコストが毎日効いてくるので一旦決済しました
#ボラティリティ指数 は価格が高い時にファンディングコストがかなり効いてくる。
4日分で合計62,691円の損失💧
ファンディングコストがかからない期限ありのボラティリティ指数を持ち直すためにこのポジションは利確。差益は39,496円。
トータル23,195円のマイナスでクローズ! https://t.co/FVD28XeLr8 pic.twitter.com/xvLVaxc1e2
— ひろこ@投資家/FP/元銀行員 (@hiroko_akilog) March 4, 2020
このファンディングコストがかからないのが期限ありの銘柄です。
ボラティリティ指数のロスカットレートをどこに設定する?
リーマン・ショックのときはVIX指数が96まで上がりました。これを参考にボラティリティ指数だとどこまで上がるかを比例計算で求めてみました。
チャートは3/16時点のもので2/1の価格と高値の価格をもとに計算すると、リーマン・ショック時と同じVIX指数が96の時はボラティリティ指数が65まで上がるという計算結果になりました。
こういう計算方法があっているかどうかは少し疑問ですが、目安としています。
また、今回のコロナショックでどこまで上がるかは不明ですが、少しずつポジションを追加することでできるだけ上で保有したいと思っています。
IG証券のボラティリティ指数の運用実績
どこまで上がるかをなかなか見通すことは難しいので段階的にポジションを保有するようにしています。あっきん口座では3/16時点で3つのポジションを保有しています
下で保有したポジションの含み損が大きくなっているので上でしっかりとポジションを持って早めに処理できたらと思っています。
今回保有している期限ありの銘柄だと1ポイント下がると200ドル(約21,000円)の利益です。56で保有して46で決済すると約21万円の利益です。
このあたりは上で保有する強みだと考えているので積極的にポジションを取っていきます(良い子はマネしようないように)
【追記】3/18に保有していたポジションを損切りしました。想定を上回るVIX指数の上げがきたので拘束されていた資金を暴落している原油に回すことにしました。
【あっきんVIX指数に完敗😵😵】
最大限想定していたリーマンショック時の値を超えつつあるので損切り🔥
136万円の損失なり💸💸生き残ることの方が大切だ🏃♂️🏃♂️
詳細はインスタライブ&YouTubeライブ配信でお話しした通り。録画したのは明日朝にYouTubeにアップ⤴️ pic.twitter.com/N5epdwuMJZ
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) March 18, 2020
商品性としてはGMOクリック証券の米国VIよりはいいと感じたので上でエントリーする分には有効な手段だと思います!
新たに運用を始めた原油では暴落相場を利用してリスクを負ってリターンを狙いにいくことにしました。ここまで下がらなければなかなか投資しない商品なので注目しています。
また、IG証券と言えば、あっきんが待ちに待ったユーロズロチの取引に最適な口座です。2/29に半年ぶりにポジションを保有しています。
こちらは20万円で1枚保有するのがあっきんルールです。米国VIとかでこちょこちょ取引するよりはずっと手間いらずなので知らない人は一度記事を見てくださいね!
コロナショックでもしっかりと機能しているのがトラリピのカナダドル円です。こういう相場でもしっかりと利益を出してくれるのが嬉しいです。
わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね!いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので(^o^)/
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— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) January 7, 2020