7/20にインヴァスト証券がトライオートETF・トライオートFXの自動売買セレクトに自分だけのオリジナルのアイデアで自動売買することができるビルダー機能を追加しました👏
このビルダー機能がなかなか面白くて、私が最も注目したのは自分で考えた自動売買のアイデアを即座にバックテスト(シミュレーション)できる点です。
自動売買は設定が全てなのでバックテストを繰り返すことでより合理的な設定を見つけることがすごく大切です。
このハードルをかなり下げてくれたことは業界全体の盛り上がりになるので嬉しい限りです。
目次
インヴァスト証券のビルダー機能とは?何ができる?
トライオートETFでもトライオートFXでも自動売買の設定を考えてバックテストをすることができます。
PC・スマホどちらでもできて、バックテストをすることで過去に自分が考えた設定だとどれだけの利益・含み損がでたかがわかります。
後ほど私が実際に使用してみた結果も紹介しますが、バックテストでは手数料やスワップも考慮されています。
また、自動売買セレクトということなので自分が考えた設定で運用することももちろん可能です。
【最速レポ】トライオートFXのビルダー機能の使い方は?
バックテストマニアでもあるあっきんが早速試してみました。なんだかワクワクしますね!
どの設定を試してみるか?ですが、トラリピ30万チャレンジの設定を公開しているのでそちらを利用することにしました。
また、ビルダー機能の使い方については公式サイトでわかりやすく解説してくれているのでそこを見ながらやりました。
トラリピ30万(CAD/JPY)の設定で試した結果
トラリピ30万チャレンジ(CAD/JPY)の設定でこれまでに公開していて現在進行系で運用しているものは以下の内容です。
この設定はマネースクエアのトラリピ運用試算表(口座開設者のみ使える機能)を使って求めたもので実際の使用画面も載せておきます。
この情報をトライオートFXのビルダー機能に載せてみてシミュレーションをしてみました
設定項目を入力して追加するを選択後にシミュレーションを押すと以下のような結果が出てきました
2018/1〜2019/7/21まで運用した場合、以下の結果だったということがわかります
- 確定利益:75,403円
- 評価損益:-22,410円
- 総合損益:52,993円
- 最大DD:-49,210円
最大DDは最も含み損が出たときの値です。ここが総合損益に比べて小さいとリスクリターンが「Excellent」や「Very Good」と表示されます。
公式の設定のはまり具合の見方によると設定がバックテスト上、うまく機能している場合には以下の3つが特徴が見られるそうです。
- リスクリターンが「Excellent」「very Good」または「Good」
- 総合損益が大きい
- 総合損益曲線はなだらかな右肩上がり
緑色の確定利益の山が平らになることなく安定的に増えているのであっきんの設定はまずまずでしょうか(笑)
トライオートFXとトラリピのスペックの違い
トラリピ30万チャレンジの設定を使ってトライオートFXで運用した場合はどちらがパフォーマンスが良いのか気になったのでスペックを調べてみました
スワップはちょくちょく変わるのであくまでも7/22時点での比較ですが、取引コストではトラリピが有利でスワップではトライオートFXが有利という結果でした。
ちなみに、トライオートFXの取引数量は1回の取引量が1万通貨以上10万通貨未満の場合は上記表の半分になります。
ですが、1回あたり1万通貨で取引する人はほとんどいないと思いますが💦
ビルダー機能の口コミ評判は?
まだリリース間もないのですが、ビルダー機能のみんなの反応を口コミ評判から見てみましょう。
トライオートFXが本格的に改良して来ましたね!新機能楽しみです #トライオートFX https://t.co/y1YJpRFh7K
— buchin (@buchin25403541) July 20, 2019
トライオート 、スマホからでもシュミレ〜ションが可能に!便利! pic.twitter.com/4kA5TdBKAT
— 金の鳥🐓投資で月30万目標💰 (@fx300000) July 20, 2019
今週から始めるトライオートFXとトライオートETFの設定中。
ビルダー機能を使って両方とも設定してるんだけどなかなか楽しい(*´∀`*) pic.twitter.com/f0Gi6j1WvX
— はちくま@少額で資産運用 (@832kuma_neko) July 21, 2019
やっぱり自分好みの設定を考える楽しさは注目を集めるのは間違いないですね。また、作った設定を簡単にバックテストできるのがいいですね!
あくまでも過去実績ですが、実際に運用する前にどれぐらいの塩梅かを知ることができるのはいきなり実弾でやるよりは安心感があります。
【感想】あっきんがビルダー機能を使った感想
実際にインヴァスト証券のビルダー機能を使ってみて感じた良い点と改良してほしい点を挙げたいと思います。
まず良かった点ですが、繰り返しになりますが初めて使った自分でも簡単にバックテストができたのは大満足です。
通貨ペアを変えたり、利確幅を変えたり、違うロジックの設定を組み合わせた場合のパフォーマンスを求めたりして高みを目指すことができます。
しかもスマホでできるようになったのは凄いとしか言いようがありません👏
私の場合はどうしているかというと自前で作ったあっきんEAと呼ばれるソフトをMT4上で動かしてバックテストをしています。
※あっきんEAはMT4が使えるゴールデンウェイ・ジャパン㈱(㈱FXトレード・フィナンシャル)の限定口座開設特典として配布しています。
ただ、使ってみて改良してほしいなと思った点もあったので触れておきます。
それは、バックテストの開始が2018/1となっていて一番長くても現状では1年と7ヶ月ほどの期間しか取れない点です。
ここ2年ほどは相場の変動率が10%前後とそれ以前と比べて小さいことからこれぐらいしか為替って動かないんだという過信が少なからず蔓延している気がします。
以下に参考となる米ドル円の変動幅と変動率を載せてくれているツイートを載せておきます
【ドル円変動率と変動幅】
1999~2018年まで
これは面白い
こう見ると年間値幅は大体平均12.3円程度なのか🤔
なんとかショックがなければ🤣 pic.twitter.com/3buZ0dOP2B
— 黄金騎士(FX.暗号資産) (@ougonkishi_777) January 10, 2019
表一番右側の変動率が20%を超える年もありますよね。動くときは動くのが為替なんです・・・。
為替の怖さをしっている私が気にするのが利益よりも最大DDです。投資元本に対してどれだけの含み損が出る可能性を秘めた設定か?です。
長期でバックテストすることで過去の暴落相場での結果も踏まえることができるので「あーこの設定だと死んでたな」というのが嫌でもわかってしまいます。
それがわかることで「じゃーこれぐらい余裕持たせた設定にしておかないと怖いな」という思考になります。
人間は欲深いのでどうしてもどれだけ利益が出たか?ばかり見てしまいますが、利益が大きく出る設定=損失も大きく出る設定です。
一般に言われるハイリスク・ハイリターンという概念です。ここを意識することが長く自動売買を続ける秘訣ではないかと思います。
投資経験が浅い人ほど利益が出やすい設定にしがちなのでこのあたりを理解して使ってほしいですね!
なのでできればバックテスト期間をもっと長く&期間も選定できればなお良いツールになるなと感じました。
自動売買の魅力は他の設定を真似できることなのでこれを機に自分なりのオリジナル設定を考えてツイッターなどで発信してみるのも面白いと思います(^o^)/
またそこから議論が生まれ、よりよい設定が見えてくるかもしれませんしね。その際はあっきんも有り難く真似させてもらいます(笑)
以上、オリジナルの自動売買が作れてバックテストもできるビルダー機能の最速レポでした!!
利益よりもまずリスクを見える化して設定を自分で考えられるのがトラリピです。安心感がありますね。
インヴァスト証券では現在トライオートETFを新ロジックで運用しています。始めたばかりなので要注目しています。
ビルダー機能でのバックテストは短い期間でしたが、私が運用しているトラリピ設定は長期間でのテスト結果をもとに作られています。
わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね!いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので(^o^)/
タイムリーな情報はツイッターで配信中です。フォローしてみよう(^o^)/
2019年は主にこんなツイートするよ(^o^)/
①ブログ更新のお知らせ
②トラリピの運用状況、注意点、質疑応答
③スワップ投資(サヤ取り)とかCFD
④仮想通貨の今がわかる最新情報
⑤為替、株式に関する時事ネタ
⑥プライベートや生き方、教育について質問は質問箱、LINE@、ツイッターでお気軽に👍
— あっきん@投資家*元公務員 (@_akkin_nara) 2019年1月1日