【2つの顔を持つ男】Twitterのジャック・ドーシーCEOとビットコインを紐解く。スクエア社とは?

日本人があたり前のように使っているTwitter(ツイッター)のCEOって誰だか知っていますか?
Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)です。見た目からしてファンキーな感じが個人的には好きなんですが(笑)
そんな彼は実は2つの顔をもつ経営者です。ひとつはツイッター、もうひとつはバイル決済サービスを手掛けるSquare(スクエア)という会社のCEOです。
そんな彼がこのほどインタビューでビットコインについて語ったのでスクエア社と共に紹介します。
ジャック・ドーシーのインタビュー
インタビューはkatakoto.ethさんが翻訳してくれました。スマホだとタップしても閲覧できないのですが
Lex Fridman氏のジャック・ドーシーのインタビューを、#bitcoin に関する部分だけ訳したよ。自身もインターネットの大部分を占めるTwitter社のCEOである彼が、今どのような考えで動いていて、なぜ #btc を推しているのかより多くの人に広まりますように。
https://t.co/uB2ULehi9N pic.twitter.com/zvOZZv68Kr— katakoto.eth (@katakoto) April 26, 2020
要点をましゅ〜さんがまとめてくれています
BitcoinについてTwitterCEO
・方向性を決める人がいない(止められるない)
・ホワイトペーパーは20-30年で最も影響力の大きい作品になる。詩的作品。
・基本原理が美しい。偽名で公開された点もタイミングもパワフル
・徹底した活動家の動き。極めて高潔でリスペクト
・みんなが物語の一部になれる pic.twitter.com/rsTCHhXWCj— ましゅ~さん (@mashu_bit) April 26, 2020
インタビューの冒頭の「ビットコインの最も美しい点は方向性を決める人が誰もいないという点」この部分は私自身がすごく共感する部分です。
これと対極的なのがドルや米ドルなどの法定通貨です。これらの通貨は通貨発行権を持つ管理者(FRBや日銀)が存在します。
彼らは市場に流通する紙幣の量をコントロールすることで経済活動が停滞しないように綱引きをしています。
この記事を書いている4/26ではコロナショックにより完全に世界経済が停滞しているので紙幣をたくさん刷ることでお金が回りやすくするようにしています。
これは今に始まったことではなくずっと昔からこのような施策をとってきました。ではその結果、どうなったでしょうか?
世界最強の通貨である米ドルですら数に限りがある金(ゴールド)に対しこの20年間で80%も価値を落としています
1999-2020の20年間でドルはゴールドに対して既に80%も価値を失っている。
1999:1ドル=ゴールド123mg
2020:1ドル=ゴールド21mgこれが最強法定通貨の力です。
この程度なんです。https://t.co/ESBs2Zqjzi https://t.co/xdQXgd2YYc— cryptophile (@cryptophile_btc) April 26, 2020
理由は簡単で、米ドルをたくさん発行したので1ドルあたりの価値が減ったのです。これ自身は資本主義の仕組みからしておかしなことではありません。
でも、そうであるならば価値が減っていくものばかりを持ち続けることはいくらかのリスクがあると思っています。
そういう意味では誰もコントロールできないビットコインという通貨は異色の存在だと感じます。
そしてビットコインはインターネットが誕生したのと同じぐらいのインパクトがあります。その答えはジャック・ドーシーが言うように10年後か20年後かはわかりませんが。
スクエア社は何をしている会社?
スクエアという会社はスマホに差し込みカード決済する端末ICカードリーダーや売上や在庫管理ができるレジアプリなどを展開しています(上記イメージ)
また、同社は2018年夏に全米でキャッシュ(Cash)と呼ばれるアプリで送金サービスを開始し、ビットコインの売買機能も提供しました。
2019年6月にはアプリへのビットコインの預け入れが可能になりました。
また、最近ではスクエア社が仮想通貨と法定通貨のリアルタイム決済に関する特許を取得したことも報じられています
仮想通貨・法定通貨のリアルタイム決済 ツイッターCEO率いるスクエアが特許取得https://t.co/QQ2pBW1w43
米決済会社Squareが法定通貨・仮想通貨のリアルタイム決済ネットワークに関する特許を取得した。
決済を行う際に、送受する通貨を自由に選択することが可能になる。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) January 23, 2020
こうした動きが出てくると益々、ビットコインが決済手段として利用される道が開かれてきます。※もちろん日本は法整備などが遅れているので問題外です💦
こんなことを言うと、決済はわざわざビットコインを使わなくても法定通貨で十分だと考える人もいます。ですが、スクエアが狙っているのはそこではありません。
特に法定通貨の使用が難しい地域やハイパーインフレが続く国、アフリカなどの地域を狙っているようです。銀行口座持っていない人たちの決済手段ということですね。
参考:ビットコインが収益の半分を生み出す──スクエアの「キャッシュ」アプリ【第4四半期決算】
さらに、スクエア社はこのコロナ騒動の中で、銀行業のライセンスを取得しました。これはかなり衝撃的なニュースだと感じています
これ結構重要なニュース。コロナ禍で中小企業向け融資枠を設定した米政府がスクエアやペイパルなどフィンテック企業を指名。今回スクエアに銀行免許が降りたと。こんなときでも米政府凄い。 https://t.co/CWyNgd4oQv
— イッシー (@hasirundesu) April 21, 2020
米国で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、ニューヨーク州のクオモ知事は3月7日に非常事態を宣言した。
金融市場は大きな混乱に陥ったが、その約2週間後にウォール街にまったく別の衝撃が走る。電子決済サービス大手のスクエアに銀行免許が下りたのだ。
フィンテック勢が直接、銀行業を手がける初の事例となる。コロナ禍の対応に追われる米金融業界に地殻変動が起きようとしている。
スクエアは21年から子会社を通じて預金と融資業務に踏み込むとみられる。
融資の対象とする個人事業主は、金融大手が必死に営業するような相手ではない。業績の変動が大きく、融資が焦げ付くリスクも高い。
だが決済データを握るスクエアは小売店の日々の入出金や売り上げの動向をつぶさに把握している。リスク管理を徹底しながら、手厚く金利収入を得られる点では他の金融機関よりも優位な立場にある。
これによってさらにスクエア社の決済サービスを利用する人が増えることは明らかです。それは同時にビットコインにアクセスできる人が増えるということです・・・。
また、コロナショックの影響を受け、米国政府は所得税を納税していない人向けの資金提供サービスも発表しました。
このサービスを使うためにスクエア社は自社のアプリで送金依頼できる機能を追加すると発表しました
アメリカ内国入庁が非所得納税者向けの資金提供サービスを4月17日にローンチ・米Square社も対応。
ぼくは、ジャック・ドーシー含めたSquareの動きが非常に好きです。
ビットコインのようにアドレスさえ知っていたら送金できるような社会に少しずつ向かっている気がします。https://t.co/wpeHxlqSgb
— たっけ💐🤗🔥 (@takeee814) April 13, 2020
こうして今までの銀行サービスではできなかったことがフィンテック企業によってできるようになっていくんですね。可能性しか感じません。
ジャック・ドーシーとビットコイン。
ジャック・ドーシーは何かと話題を呼ぶ行動を取っています。最近、注目を集めたのが自分の資産の1/3にあたる1,100億円を寄付したことです
ディカプリオもすごいけど、Twitterさまさま♡個人で最高額の寄付😳
ジャック・ドーシーが1100億円を寄付、資産の3分の1を放出へ(Forbes JAPAN) https://t.co/yPwjDAkED4
— Annaliese✈🌍海外ノマドライフ (@lovequeserasera) April 11, 2020
1,100億円という金額も度肝を抜かれますが、資産の1/3を寄付という男前ぶりも凄いですね。それもこれもこれからビットコイン産業が成長すれば問題なしという考えでしょうか?
さらに数ヶ月前から話題になっているのがジャック・ドーシーのツイッターアカウントのプロフィールがビットコインだけになったことです(笑)
フォロワー454万人の人のプロフがビットコインだけってパンチ効きまくってますよね。完全なるビットコイナーの証明ですね。
また、彼はインタビューの中で以下のように名言しています
「現在ビットコインはグローバル通貨の最良バージョンであり、我々がより早く動くことを可能にしてくれる。そのため我々はビットコインが通貨としての地位を確立することをあらゆる手段でサポートしようと考えている」
いや〜。楽しみですね。ビットコイン。最近は株式投資家などでもポートフォリオの一部にビットコインをいれる人がジワジワ増えてきているのも個人的には微笑ましく見ています。
ということで、ざっくりとですが、パンチの効いたビットコイナーの紹介でした!!
よく聞かれるのですが、ビットコインを買うのであれば使いやすさ、信頼性、コストの面からコインチェックがいいと思います。
積立サービスも始まったので利用者が増えています。
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