【2019年夏】米国利下げはビットコインには追い風か?世界マネーの流れを考えた。

7/31にFRB(連邦準備制度理事会)は2008年12月以来、約10年半ぶりに利下げを行いました。
世界のお金の流れは各国の政策金利に大きく左右されます。その中でも世界経済の中心地である米国の金融政策は最も世界に与える影響が大きいものです。
投資をする上では株式や債券、不動産、金、ビットコインなどあらゆるものの価格変動に影響を与えるので知っておくべきターニングポイントだと考えます。
米国の利下げと暴落の歴史を振り返る。
8/3に大阪で行われたセミナーに一人で行ってきました!日経新聞の川崎さんのお話がすごくわかりやすかったので紹介しておきます。
内容はインスタグラムでまとめたのでスライドして見てください(インスタってパワポのスライドショー的な使い方できて便利ですね!)
利下げのタイミングで株式は下がっていることは紛れもない事実です。歴史は繰り返すと考えるのであれば警戒しておくにこしたことはないでしょう。
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- 2000年ITバブル崩壊(6.00%から1.00%に段階的に引き下げ)
- 2008年リーマンショック(5.255%から0.25%に段階的に引き下げ)
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「利下げは株高」正しいか 過去2回は結局大幅安 【日経新聞2019/6/12】
約10年に1度のサイクルで起きている金融危機ですがリーマンショックが起きてからもう10年経ってるんですよねー。なんだか不気味ですね。
米国の利下げより早く新興国ではすでに利下げを始めている国も目立ちます。そして早ければユーロも9月に利下げをしてきそうです。
こういう動きひとつを見ても世界は米国を中心に回っているというのがわかりますね。
米中貿易戦争で世界のマネーはどこに?

米、対中関税「第4弾」9月1日に発動 トランプ氏が表明【日経新聞2019/8/2】
第4弾の追加関税はこれまでよりも世界経済に与える影響が大きいと見られています。追加関税の対象となるのはスマホやパソコンなどのIT製品が含まれます。
これらの商品は8割以上を中国から輸入しているのでこれに関税がかけられると米国でも物価上昇に繋がります。
また、第4弾の中で4割を占める衣料品も家庭消費に影響を与えます。つまり第4弾は米国民の国民消費に大きな影響を与える内容なんです。
このような先行き不透明感が高まると世界のマネーはどこに流れるでしょうか?日経新聞の記事にわかりやすい図があったので紹介します。

世界の市場、リスク資産回避 貿易戦争で不安再燃 【日経新聞2019/8/3】
リスク資産と呼ばれる株式から資金は逃げ、安全資産と呼ばれる円や金に資金が流入します。
また、もうひとつ抑えておきたい事実として中国経済が既に打撃を受けていて、高成長を続けていたGDP(国内総生産)が2019/4〜6月期で統計を遡れる1992年以降最低を記録しています。
この水準はリーマンショック直後の数値よりも悪いというのも注目点です。

中国成長率6.2%に減速、1992年以降で最低 4~6月【日経新聞2019/7/15】
世界経済減速と金融緩和はビットコインに追い風か!?
中国はわかりやすく成長率が鈍ってきています。米国も米中貿易摩擦が長期化することで個人消費や物価にも影響すると景気減速が本格化します。
ここで各国は利下げを行い自国通貨を安くしようとしてきます。そうなると世界マネーはどこにいくでしょうか?
安全資産に流れますよね。では、ここで金の価格を見てみましょう。
金/ドルで見ると2018/10から金価格はすでに20%以上も高騰しています。6年ほどレンジ相場だったのですが、ここにきて高値を超えてきました。
この事実から世界経済減速と金融緩和を見越して金に世界マネーが集まっていることがわかりますね。
ではデジタルゴールドとして名実ともに認められてきたビットコインはどうでしょうか?チャートで確認してみましょう。
金とビットコインを並べるとわかりやすいのですが同じようなタイミングで価格が上昇してきていますね。
金と同様に安全資産として見られているビットコインに資金が流れていることもあり価格が高騰しています。
ちなみにビットコインは価格が上がる前の2018/12の安値(3,215ドル)から2019/8/4現在(10,717ドル)では約333%高騰しています。
金が20%しか上がってないのにビットコインは333%も上がっています。なぜこれだけの差があるのかというと市場規模がビットコインはまだまだ小さいからです。
あっきんがビットコインを保有する理由。
さて、ここでは世界全体のマネーの行き先という視点からマーケット全体について考えてみました。
中長期的な投資を考える上でお金がどこに流れようとしているか?を知ることは大切だと思います。なぜなら大きな波に乗れるからです。
例えばリーマンショック以降の米国株式がそうでした。買えば上がる相場でした。S&P500のチャートを見れば一目瞭然です
S&P500は2009年の安値(666ドル)から比べるとこの10年で440%上昇しています。
ただ、私が知る限り2009年や2010年に米国株式にそれなりの資金を投入できて且つ、持ち続けられた人はごくわずかです。
それが投資の難しさであり、面白さであると思っています。
では、ビットコインの今後の成長性に目を向けるとどうでしょうか?ETF承認や先物市場の開放、2020年に迎える半減期など、この1年でもかなり盛りだくさんです。
また、もっと長期的な目線でビットコインを見るのであれば誕生以来、凄まじい勢いで上昇している事実から目をそらしてはいけません。
あの世界的な企業米国のアマゾン株と比べてもその伸び率が際立っていることは明らかです
アマゾンは約22年かけて970倍になったのに対し、ビットコインは約9年で16,500倍にもなっています。これもまた事実です。
でもこのような事実は多くの人は知りません(笑)
そんなことよりもビットコインは危ないから手を出してはいけないというイメージが先行して思考停止しています。
また、ビットコインのこれらの事実をを知ったとしても実際に買うにはさらに心理的なハードルがあります。
何が言いたいかというと、みんなが買わないから今ビットコインを買うことに意味があると私は思っています。
人と同じように行動していては投資の世界で大きな波を掴むことはできないと思っています。そんな思いからわが家では資産の一部をビットコインにしています(^o^)/
もちろん未来は未来になってみないとわからないですが、ほんとにビットコインが上がり出した時には人々は持たざるリスクに怯えることになるかもしれません。
そう考えると安全資産としてリスク資産の一部をビットコインに流しておくことも選択肢としてはあると思います。
ここ数ヶ月、ビットコインは下落していますが例年どおりということを知っていれば過度に不安になることもありません。
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ビットコインを買うのであれば一度に買うのではなく、時間を分散して少しずつ買うのがリスクを抑える秘訣です。基本的なことはここにまとめています。
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あっきん父が200万円を投じて買ったビットコインの状況もマメに更新しています。一括でドーンと買うとこれぐらい資産が動くというのがよくわかります(笑)
購入の注意点や手順なども図解しているのでこれから買ってみようという人は参考になると思います。
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