メットライフ生命の終身保険「つづけトク終身」の解約相談。ポイントは?

メットライフ生命の終身保険「つづけトク終身」の解約相談。ポイントは?

 

こんにちは!ひろこです。

ひろこの質問箱にメットライフ生命の「つづけトク終身」という死亡・高度障害の保障が一生涯つづく低解約返戻金型の終身保険について質問がありました。

質問者さんは払込期間16年のこの商品の払込を6年間続けた現時点で解約して別の投資商品で運用しようか迷っています。

 

結論から言うと、今解約して返ってくるお金が少ないこともあり、残りの10年で毎年複利で4%で運用しないと損をすることになります。

また、解約した場合には本来予定していた保障が受けられないのもデメリットとしてあるのでこのまま払込み続けるのが無難かと思います。

 

質問者さんのお悩み

保険の相談

 

 

質問内容をそのまま載せておきます 

 

約6年前にメットライフアリコの『つづけトク終身』に加入しました。

年払167,305円、払込期間16年、積立利率1.85%最低保証です。現在、約100万払込済、返戻金は約65万円。児童手当を充当してるのですが、今から解約して他の投資商品で運用しようか迷っています。

仮に今から保険料払込期間である2028年まで年利3%で運用できたとすると、約20万程度保険より少なく積み立てられる試算です。

死亡保障500万円もついているので解約に踏み切れないのですが(通院がありすぐには他の保険に入れません)、やはり終身保険は望ましくない商品でしょうか。

長文すみませんが、宜しくお願いします。

 

メットライフ生命の終身保険「つづけトク終身」とは?

※商品の詳しい説明は公式サイトの終身保険 つづけトク終身を見てください。

この商品の特徴は主に4点です。

 

  • 円建ての一生涯の保険で、保険金額は定額で契約時の金額を保障
  • 掛け捨ての保険ではないため、契約を解約して解約返戻金を受け取ることが可能
  • 保険料払込期間中に解約した場合の解約返戻金を低くして、保険料を割安に
  • 10年ごとに積立利率が変更  当初の利率が最低保障されているので解約返戻金が加入時の設計書よりも増える可能性も

 

想像ですが、保険料に児童手当を充てているということなので、お子様の大学進学などの学資金の目的に積立利率が1.85%と高かった「つづけトク終身保険」に加入したのではないでしょうか。

当時、提示された設計書などでは、保険料払込期間満了時に解約返戻金が払込保険料累計額を上回っていたと思います。

 

※過去のパンフレットを見ると積立利率が1.5%だった頃のものは15年払込満了で16年目でだいたい100%ほどの返戻率だったので 

 

 

ちなみに、現在の積立利率を調べてみたところ、0.6%となっていました 

 

 

「つづけトク終身」の解約の判断ポイントは?

解約判断のポイント

現在「つづけトク終身保険」の積立利率は0.6%であり、1.85%で加入しているのは有利ですよね。

この商品の積立利率は10年目で更改されますが、加入時の積立利率を下回ることがないようです。

ただし、そもそもこの商品は、保険料を割安にする代わりに、払込期間中の解約返戻金を低くしているので、保険料払込期間中に解約すると払込んだ保険料よりもかなり少ない金額の解約返戻金しか受け取れないという特徴を持っています。

いま解約すると35%ほど減って戻ってきますが、解約返戻金と今後の児童手当の資金で、別の運用をしたとして、この保険の払込期間満了までの解約返戻金を上回る運用ができるかはわかりません。

 

例えば、いま解約して、解約返戻金と今後払い込む予定の保険料を運用して、10年で保険での払込保険料累計額(約268万円)を上回る約300万円(268万+35万(解約時の損失))ほどにするには毎年複利4%で運用が必要になります 

 

複利運用シミュレーション

 

でもこの10年間で複利で4%の運用することができるかどうかはわからないですよね。

このお金が必要となる払込期間満了まで10年ほどと期間が短いので、必要な金額が決まっているのであれば、このまま継続してもよいのではないかと思います。

通院がありすぐには保険に加入できない状況で、死亡保障のついた保険を解約してしまうのはリスクになります。

さらに詳しい相談が必要であれば、個別で質問してくださいね♡

 

最後に。保険選びについて知っておきたいこと。

保険選びに知っておきたいこと

保険商品には様々な保障がついています。必要な保障のついている保険を選択して加入することをお勧めします。

不必要な保障がついているとその分保険料の負担も大きくなってしまいますので、保険に加入する前にしっかりと考えるようにして下さい。

単純にお金を貯めたいのであれば、保障がついている保険商品ではなく、投資商品を選択することをお勧めします。

どうしても保険で運用しようと思うと保険会社の手数料がかかってしまうのでコストが大きくなってしまいます。

 

最近、学資保険を解約して投信で積立をしていこうかな?と考える人から質問が増えています。注意点などはこちらで解説しています。

 

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商品によりますが保険で運用をしようとすると実はかなりのコストがかかってしまいます。中身を見える化したのがこちらの記事です。

 

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