【5年目】PayPay証券でお年玉を全額米国株に。ブログで2人の運用実績を公開中!

わが家では2018年2月に夫婦で話し合い、子供たちのお年玉を米国株で運用することにしました。
当時、子供たちの預金通帳に貯まっていた30万円(長男7歳)、12万円(長女4歳)を全額米国株にしました。
利用しているのは1000円から米国株が買えるPayPay証券です。銘柄も優良株に絞ってくれているので扱いやすいです。
昨年4月、運用から3年目を迎えたタイミングで長男に自分のお金をパパが代わりに運用していることを伝えました
小4の長男、どうぶつの森で株取引ならぬカブ取引でお金(ベル)を増やす仕組みを覚えた。その流れでパパが運用してた長男の米株運用口座を見せて解説😄
投資したお年玉42万円が2年間で4万円増えてて嬉しそうにしてた。そして一緒にポートフォリオを見直した‼️
9歳でも十分理解できることが判明👍 pic.twitter.com/W5xSCZJkPw
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) April 30, 2020
[say name=”あっきん” img=”https://akilog.jp/wp/wp-content/uploads/2019/12/akkin-prof.png”]この取組みがTBSの情報番組で取り上げられました!詳しくは記事後半で😄[/say]
なぜお年玉を貯蓄ではなく投資に回すのか?
ぼくも妻のひろこも20代前半から投資をしているのでお金は増えるところにおいておくというのが基本的な考え方です。
また自分たちのこれまでの経験から長期的に積立で時間を分散しながら投資をしていくことで、目先の値動きに振り回されずに資産を増やしていけることを学びました。
その経験から子供たちにもあたり前のように投資をしてほしいと考え、そのきっかけとしてお年玉で株を買うのはどうかと考えました。
お年玉であればすぐに使うお金ではないので減ったところで不安になることもないですし、毎年もらえるのでコンスタントに積立ができます。
また、個別株を買っていくことで自然と社会情勢や経済にも目を向けることができるので活きた教材になるとも考えました。
なぜPayPay証券なのか?
PayPay証券はスマホ証券サービスで1株単位ではなく、1000円から株が買えるのが最大の特徴です。
以下でサービスの特徴やメリット・デメリットを簡単に紹介します。
PayPay証券のメリット
日本株は取引所が決めた売買単位(例:1,000株など)で行う必要があるため、ある程度のまとまった資金が必要になり、金額を指定して購入することはできません。
米国株は1株から買えるものの、マイクロソフトの場合、1株が19,000円ほどします。なので1,000円で株を買えるというのは最大のメリットです。
One Tap BUYでは、運営会社が市場からまとめて買った株をユーザーが自分の決めた金額分購入する仕組みになっているため、株の売買単位に縛られずに買うことができます。
取引イメージはこんな感じです
日本株は9時〜15時までの取引で、米国株は24時間取引が可能です(※米国株は米国市場が開いている時間に取引した方が少し手数料が安い)
また、アプリで取引が完結して、子供名義の口座が作れるのもわが家の株取引の目的と合致していて大きなメリットです。0歳から親の同意があれば開設できます。
またアプリ内にはどんなことをしている会社かをマンガで紹介してくれているコンテンツがあるので子供に教えるのに便利です
PayPay証券のデメリットは手数料!?
PayPay証券で米国株を買うときは為替手数料と取引手数料がかかります。
為替手数料が業界で一番安いSBI証券などと比べると高いというのがデメリットです。
※為替手数料は1米ドルあたり
SBI証券の4銭は住信SBIネット銀行の口座を使って、外貨預金口座から入金した場合のものです。
また、PayPay証券の0.50%は米国市場が開いている22:30~5:00(通常は23:30~6:00)に取引した場合で、それ以外は0.70%なので注意が必要です。夜に買ったほうがお得なんです。
もう少しわかりやすいように金額ごとで購入するときの手数料合計を比較してみました
1年に6万円ずつしか買わない長男のような取引をする場合は片道の取引差額が468円なので株価が変動することを考えれば誤差の範囲です。
PayPay証券の取扱銘柄は?(日本株/米国株)
PayPay証券では2022年3月現在で306銘柄(米株・日本株)の取扱いがあります。日本株の一部を紹介します
ほとんどは東証一部の企業です。
続いて米国株の取扱銘柄です。全部で147銘柄あります。
またアプリでは銘柄毎に保有状況や全ての取引履歴もサッと確認できます。
PayPay証券はスマホ証券というだけあって大手ネット証券よりもアプリの操作性は文句なしです。
米国株で長期投資をするとどれぐらい増える?
ぼくが日本株ではなく米国株にこだわるのは米国は日本に比べて経済成長が見込めるからです。日本は働き手のなる人の数がどんどん減っていくので経済成長は見込めません。
経済が成長するということは株価も上がるということです。ではどれぐらい上がるのでしょうか?
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)を例として挙げておきます。
ジョンソン・エンド・ジョンソンといえば、バンドエイドや綿棒、ベビーオイル、コンタクトレンズのアキュビューなどが馴染みあるとことです。
でも実はビジネスが売上高の約8割を医療機器や、医療用の医薬品が占めています。また58年連続増配している企業としても有名です。
では過去30年ではどれだけ増えたでしょうか?
1990年に6ドルだった株価は2020年5月時点で150ドルになっています。30年で25倍になりました。
ではこの間に毎年100ドルずつ買っていたらどうなったでしょうか?投資額は30年で3,000ドルです。
結果はコレです
30年ただ毎年100ドル買っていくだけで投資額は9倍にも増えました。単年のリターンを見ても30回のうち21回はプラスです。
この結果を見ると、いかに長期間にわたって利息がつかない定期預金でお金をおいておくことがもったいないことをしているかがわかりますね。
お年玉を年利5%で増やせたら?
最初に購入したときはそれまで預金通帳に何も考えずに貯めていたお年玉を一括で投入しました。
2018/2時点でのリアル明細が以下の写真です
[list class=”li-chevron”]
- 長男(7歳)の口座:32万円
- 長女(3歳)の口座:12万円
[/list]
始めはこの金額でスタートしてここから毎年6万円ずつ投入していきます。
お年玉だけだと3万円ほどなのでちょっと寂しい気もするので子供の日のお金や誕生祝いを足して年間6万円としました。
では毎年6万円を年利5%で増やせたらどうなるでしょうか?
子供の時から運用するとあたり前ですが、運用期間をとんでもなく長くとれちゃいます(笑)
計算が煩雑なので最初に投入した〇〇万円は含めずに単純に毎年6万円(月に0.5万円)を積立して5%で増やしたという条件で試算しました。
長女は3歳から運用を始めたので20年後の23歳(社会人1年目)だとこのような結果になりました
積立元本が120万円で利益が84万円なので合計204万円です。社会人1年目で200万円の資産があれば少しリッチな感じしませんか(笑)
でもせっかく20年も運用してきたのにそのまま辞めてしまっては勿体ないです。運用を続けるとどうなるかも試算してみました
なんと63歳まで積立を続けると360万円が2,179万円にも増えています!!これが長期投資の恐るべき力ですね!
これを痛感しているのでわが家では早くから投資を始めるためにこのようなお年玉を使った資産運用を試みています。
実際のところは、大人になっても年6万円しか積立しないということは考えられないのでもっともっと大きな資産になっているでしょう。
以上が控えめに見積もった運用計画です!
ブログで公開!PayPay証券の運用実績は?
ここからは時系列で実際にPayPay証券でお年玉を運用してどれだけ増えたのか?リアルな運用実績を公開していきます。
2018//02/15に初回分を購入し、それ以降は年に2回、3万円ずつ入金し、米国株を買い増ししています。
2年目の実績
長男口座は投資額39万円が42万6,812円に増えていました。
株式市場の平均値とも言えるS&P500は開始時に2,716ドルだったのがこの時で2,880ドルに増えています。株式市場は上げ下げを繰り返しながらも成長しています。
3年目の実績
3年目となった2020/4/30に2020年1回目の買い増しを行いました。夫婦で相談した結果、このタイミングで長男にお年玉を運用していることを伝えました!!
ちょうどコロナショックで家にいる時間が長いこともあってゆっくりと長男と話しあう時間が取れたのと、どうぶつの森でカブ取引を経験して面白そうにしていたのでここだと思い話を切り出しました。
そして一緒にスマホアプリを見ながら長男がどの銘柄を持ちたいかを考え、値上がりしていた銘柄を売却し、値下がりしていた銘柄を買い、ポートフォリオを以下のようにスッキリさせました
コロナショックの影響で生じた原油ショックで大きく値を下げていたボーイング、エクソン・モービルの保有量を多くしてみました。
その後、6/30にコロナの影響でもらった給付金10万円でさらに買い増しをしました
4年目の実績
2021/3/8と10/29にそれぞれ3万円ずつ買い増しをしています。購入銘柄はインスタにまとめているので載せておきます
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5年目の実績
2022年2月にお年玉を3万円入金して今年1回目の買付を行いました。リール動画に残しています
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最新8/31時点の運用実績です
株価が下がってるので含み益が順調に減っていますが気にせず放置しておきます!
ここまでの実績を時系列で整理すると以下のようになっています
※( )は投資額、月末時点でのデータ
二人ともの口座で投資額に対してかなりの含み益が出ています。含み益は幻なので一喜一憂することはないですが、米国株の好調さがこれだけでもわかりますね。
配当金の実績
米国株なので配当はドルで付与されるのですが、ワンタップバイの方で円に換金してくれます。年単位の配当金の履歴はこんな感じです
これらの配当金は年に2回の3万円の買付のタイミングで合わせて再投資しています。次回は10月に買い増しを行います!
親子でTBSの情報番組に登場!
なんと、なんと、この取組みが珍しかったのかTBSさんの取材を受け、全国放送で流れるという奇跡が起こりました!!
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PayPay証券の子供名義の口座に関するよくある質問
お年玉を運用している人ってあんまりいないせいか、ワークショップなどで読者さんに会うとよくPayPay証券での運用について聞かれます。
参考になりそうなものをピックアップして載せておきますね!
子供名義の口座開設手順は?
先に親の口座開設手続きをする必要があります。その後に子供の名義で再度、口座開設の申し込みを行います。
この時に親のIDが必要になります。
子供名義も特定口座は作れる?
PayPay証券の口座は「特定口座(源泉徴収あり)」です。その他の口座は選べません。
なので売買による利益や配当にかかる税金の処理は確定申告不要で税金の納付も証券会社が代わりに処理してくれます。
ジュニアNISAは適用できる?
できません。ジュニア制度そのものが人気がないせいか2023年末に廃止されることが決まっています。
2020年から始めても4年間しか投資できませんし、手続きも面倒なのでそこまで積極的に利用を考える必要もないかなと思います。
以上がお年玉を米国株で運用している理由と運用実績でした。
PayPay証券は1,000円から米国株が買えて、配当なども受け取れるので十分に子供でも株式投資ができるサービスです。
関連記事です。
よく聞かれるのですが、父のあっきんは米国株投資は少しでトラリピをメインにして資産運用をしています。20歳以上からできます。
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わが家がお金の教育に力を入れるのには理由があります。思うところを記事にまとめてみました。
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PayPay証券などで個別銘柄を買うのも良いですが、非課税枠を上手に使って長期積立投資ができるつみたてNISAも投資の入り口としては良いです。
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