どうもあっきんです!
ここでは私が11/22から新たに始めたメキシコペソ円のサヤ取りではなく、変則サヤ取りのやり方と運用状況を公開しています。
ネタばらしを先にしておきます(笑)
トルコリラ、南アフリカランドと同じようにメキシコペソのサヤ取りを考えたところ、スワップの差額が小さいのでサヤ取りに不向きだったんです。
でも数字とにらめっこしてたら買いを売りより少し多くすることでわりとリスクヘッジできてる運用になったんです。
4/19に思い立ってポジション決済しました!!
為替差益が28,300円でスワップが27,870円で合計すると56,170円です。
運用資金40万円を5ヶ月運用して得た利益が56,170円なので大変よくできましたね!これぞ不労所得!
週毎の資産推移をグラフにするとこんな感じです
上図の青い線を見るとこのところ急激に上向いて為替差益が大きく増えたのがわかります。
メキシコペソ円の価格が上がったからですね
またスワップですが、みんなのFXのスワップが13円と以前の15円を記録してきたときよりも落ちてきたのでサヤ取り額が減ってきたんです
そんなこともあり一旦決済して利益を確保することにしました。
その後、新たにメキシコペソを買いだけで保有するシンプルなスワップ投資を始めました。

以下はこの運用を始める前に書いた解説です
目次
メキシコペソ円のサヤ取り。どのFX会社で行うのか?
サヤ取りは単純にスワップポイントが高い会社と低い会社で同じだけメキシコペソ円の買いと売りを同時に持つことで差額のスワップをタダ取りする手法です。
このような仕組みなので各社を比較して条件が有利なFX会社を選ぶ必要があります。
暇なあっきんはデータ収集の鬼なので各社のスワップポイントをしっかり記録しているのでそこから最適と思われるFX会社を選びました。
参考:【毎日】買い&売り。メキシコペソ円スワップポイント比較ランキング!
買いのスワップが高い「みんなのFX」
みんなのFXは安定的に高いスワップを出しています。高金利通貨はどれも高いので完全にそのポジションを狙っているのでしょうね!
みんなのFXの主な取引スペックは以下のとおりです。取引単位が1,000通貨単位と少ないのが特徴的です。
- 取引単位:1,000通貨
- スプレッド:1.8銭
- 未決済でもスワップを出金可能
- 証拠金維持率100%以下でロスカット
今から始める人はとても運がいいです!
このブログ経由で口座開設するとあっきんと同じ40万で運用する場合、なんと 3,000円 のキャッシュバックがもらえます!!
売りスワップが安い「くりっく365」
くりっく365はどこでもスワップポイントが同じです。
買いでもらえるスワップポイントとの差額をまとめたデータが以下の表です。
1ヶ月あたり差額が88円ですね。これについては後ほど詳しく解説します。
くりっく365の主な取引スペックは以下のとおりです。
- 取引単位:10万通貨(1枚と呼ぶ)
- スプレッド:0.5銭
- 未決済時のスワップ出金は不可
- 証拠金維持率50%以下でロスカット
最近のスワップ投資人気を受けて岡三オンライン証券さんからタイアップ特典をいただきました〜👏
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いくら入金して何通貨取引するか?
さて、ここからが少し頭を使うところですね。
売りポジションを保有するくりっく365の取引単位が10万通貨なのでここを基準に考えます。
限られた資金の中でできるだけたくさんのスワップを受け取るにはレバレッジを高くする必要があります。
ただ、その副作用としてロスカットになりやすくなります。
そうならなないためにはメキシコペソ円がどれぐらい下落することを想定するかを決める必要があります。
メキシコペソ円の下落幅をチャートで調べた。
いざという時は即時入金を使えば即座に口座に資金が反映されるので大きく動いた時にどれぐらい動くかをまずは見てみましょう。
最近とてつもない下落があったのでそこがひとつの目安となるでしょうね(笑)
どこで下落幅を取るかは感覚的なところが大きいのですが、私は0.6円としてみました。
考え方としてはこの0.6円の下落に耐えられる余裕資金を口座にいれておくというのが普通でしょう。
10万通貨保有で0.6円の下落に耐えるにはいくら必要?
ここはサクッと計算しておきます。
10万通貨の購入を考えると8万円の必要資金が目安となります。これは片方の口座なので買いと売りでそれぞれ10万通貨保有するには16万円が必要資金です。
スプレッドによる取引コストを計算。
取引コストとしてスプレッド(売値−買値)がそれぞれの口座で発生します。
- みんなのFX1.8銭(0.018円)
- くりっく3650.5銭(0.005円)
実際に11/22購入直後の画面でスプレッドを確認してみましょう。
くりっく365のスプレッドの安さが際立ちますね!
スワップを計算してみた。
過去実績によると1万通貨保有した時のスワップ差額は1ヶ月あたり88円です。
これを元に、10万通貨保有したとすると88円/月×10×12ヶ月=10,560円が1年あたりの期待できるスワップです。
各口座に80,000円ずつ入金するので合計160,000円が投資額です。
上記、スワップが一定であるとするならば160,000円が1年後に170,560円なので利回りで約6.6%という結果です!
微妙ですね〜。。。わざわざメキシコペソでサヤ取りしなくてもって感じですね〜。
メキシコペソ円の変則サヤ取りを思いついた。
色々数字やチャートとにらめっこしていたらサヤ取りのバランスを変化させるという発想に至りました(笑)
モノは考えようというかピンチはチャンスというか・・・。お風呂の中で思いつきました✨
長くなるので結果だけ書きます。買いと売りを3:2のバランスで保有します。
以下は買いを30万通貨、売りを20万通貨保有した場合の月々サヤ取りで受け取れたスワップを求めた表です。
1ヶ月で6,200円の実績値です。
ただ、これだとスプレッドが考慮されていませんね。そこでスプレッドを計算すると6,400円(※)でした。
※300,000通貨×0.018円/通貨+200,000通貨×0.005円/通貨=6,400
これからわかることはスプレッド分は1ヶ月でペイできそうだということです。つまり1年運用すれば残り11ヶ月はまるまる利益です。
次に買いと売りを持っていることでメキシコペソ円の価格が上がった場合、下がった場合で資産がどのように推移するかシミュレーションしてみました。
考え方は前半で求めた8万円を必要資金として10万通貨保有するというルールを基本にしています。
11/6現在のメキシコペソ円は5.7円なのでこの価格で保有した場合を想定しました。
為替差益だけを見ると0.4円上がると2つの口座の合計は4万増え、反対に0.4円下がると4万減ります。
ただ、変則サヤ取りなのでスワップポイントが毎月6,2000円ほどあります。
ということはですよ、0.4円下がって4万の含み損を抱えても半年ほどでサヤ取りによるスワップポイントでペイできますよね〜。
反対に上がった時は買いだけの場合よりも売りを持っているので利益は少ないですが、下がったときのダメージが軽減できている方が良いと判断しました。
あくまでも机上の計算ですが、毎月6,2000円が入ってくる。最初にスプレッド分のコスト6,400円がかかることも考慮すると・・・。
1年で受け取るスワップポイントは68,000円(※)です。
※6,2000円×12ヶ月−6,400円=68,000円
初期投資額が40万円なので為替変動が無ければ1年後には468,000円になっているという計算になります。
年利換算すると約17%です。
仮にメキシコペソ円が下がっても受け取るスワップを考慮すると1年で0.8円の下落までなら理論上は資産がプラスになっている計算結果です。
ちなみに、メキシコペソ円の過去最安値は約4.9円です。11/6現在の価格5.7円を基準とすると0.8円の下落ですね。
ちょっと思いついたこの手法どうですかね?
あんまりこんな変則的なポジションニングをしているブログとかは見たことありませんが、まんざらでもないかな〜と思っています。
数人の知り合いに相談したところは反応良かったので公開することにしました(笑)
【重要】変動時の備え&売りスワップ増加の対策
このサヤ取りの運用で大事なことは相場が変動したときにロスカットになる前に同じタイミングで撤退することです。
そのために予めOCO注文を入れておき、いくらで決済するか予約注文をいれておきます。
また、売り口座は毎日少しずつ売りスワップで口座残高が削られていくのでそれも踏まえて考える必要があります。
色々と試行錯誤した結果以下のようなプランにしました。
- OCO注文は0.46円の変動で決済
- 売り口座は80日経過でスワップを買い口座から移動
OCO注文を入れてみた。
買い口座、売り口座ともに保有価格に対してプラスマイナス0.46円の決済価格を入力しました。
以下が私の注文画面です。
資金移動をやってみた!
3/1に運用開始から99日が経過したところで目安としていた80日から少し過ぎていましたが資金移動をしました。
買いスワップを出金するのではなく、単純に口座残高を移動させました。
これはブログでスワップ推移を記録している手前、一部のスワップを出金すると表に記載されているスワップとスクショが一致しないからです。
以下は買い口座、売り口座の資金移動前と移動後のスクショです


ブログで公開!メキシコペソスワップポイント生活。変則サヤ取りの場合。
改めて運用の概要を確認しておきます。以下のとおりです。
- 買い口座で30万通貨保有、入金額24万円
- 売り口座で20万通貨保有、入金額16万円
- トータル必要額40万円
- 1年の想定スワップは7.2万(年利18%)
【1日目】11/22にポジション保有!
価格が全く動かなければ毎日スワップの差額だけが増えていきます。
ただ、そんなことはありません。ここからメキシコペソ円が上がれば評価損益が大きくプラスになります。
変則サヤ取りなので0.1円下がれば1万円含み損が増えます。
【およそ1ヶ月後】12/21の状況
予定どおりおよそ1ヶ月でスプレッド分の6,400円ほどをペイできました(^o^)/
【2ヶ月後】1/25の状況
建玉損益合計が8,900円でスワップ差額合計が12,406円と順調です。
【3ヶ月後】2/22の状況
建玉損益合計が6,600円でスワップ差額合計が18,800円と順調です。
【4ヶ月後】3/22の状況
建玉損益合計が21,200円でスワップ差額合計が24,306円とかなり利益が伸びてきました!
引き続き状況を見守りたいと思います。
上がればスワップに加え為替差益が狙えますし、下がっても売りを持っているのでさほど含み損は増えませんからね〜♬
※あっきんの運用を真似するには売りのくりっく365の最低取引量10万通貨がコントロールポイントです。
あっきんは20万通貨保有するために両口座合計で40万入金しています。ということは最低は10万通貨保有の20万円が必要ということです!
- 買い口座で30万通貨保有、入金額24万円
- 売り口座で20万通貨保有、入金額16万円
- トータル必要額40万円
- 1年の想定スワップは6.8万(期待利回り17.0%)
メキシコペソは狭いレンジで上下しているのでトラリピで回転売買をするのも面白そうなので始めてみました!

同じ通貨でサヤ取りするのではなく、違う通貨で値動きがほぼ同じであることを利用して同じFX会社でサヤ取りしてたりもします。

トルコリラのサヤ取りは比較的順調で含み損も増えずにスワップ差額だけ増えています。

よりタイムリーなサヤ取りの情報は毎週更新している週間サヤ取り速報をご覧ください(^o^)/

わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね(^o^)/いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので!
タイムリーな情報はツイッターで配信中です。フォローしてみよう(^o^)/
2019年は主にこんなツイートするよ(^o^)/
①ブログ更新のお知らせ
②トラリピの運用状況、注意点、質疑応答
③スワップ投資(サヤ取り)とかCFD
④仮想通貨の今がわかる最新情報
⑤為替、株式に関する時事ネタ
⑥プライベートや生き方、教育について質問は質問箱、LINE@、ツイッターでお気軽に👍
— あっきん@投資家*元公務員 (@_akkin_nara) 2019年1月1日