どうもあっきんです!
ここでは業界の異端児FXプライムbyGMOが提供するポーランドズロチ円を使ったちょっと変わった投資法を紹介します。
FXのスワップポイント投資を知っている人なら聞いたことがあるかもしれない『サヤ取り』と呼ばれる伝統的な手法を使います。
メリットは買いと売りを同時に持つので含み損が増えにくく、結果的にスワップだけ貰える点です。
ちなみに、国内の店頭FX会社でポーランドズロチ円を扱っているのが数社で、中でもFXプライムbyGMOが一番高いスワップポイントを出してきたので注目が集まっているスキームです。
この記事では私が投資を始めるにあたり、リスクをどう考えていくら投資するかを決めるのに整理した内容をまとめています。
【追記】ブログで紹介していたらFXプライムbyGMOさんにタイアップ特典つけてもらいました(^o^)/
3万通貨以上の取引で3,000円のキャッシュバックです👏👏
目次
【解説】ポーランドズロチ円(PLN/JPY)の4つの特徴。
先に自白します(笑)
これから紹介する内容は全てFXプライムbyGMOの公式HPで特別コンテンツとして紹介されているものです。
何気にこれを見てやってみたい〜ってなったんです(感謝)
ポーランドズロチ円はユーロ円と値動きがほぼ一緒。
ポーランドってどこにあるかご存知ですか?ココです
ポーランドは、2004年のEU加盟以降も独自通貨のズロチを使用しています。当初2012年からのユーロ導入を目指していましたが政府はこれを放棄。
現在政府は具体的な導入時期については明言していません。
とは言うもののEU加盟国でもあるのでポーランド円とユーロ円はほぼ同じ値動きをします。
FXではこのような同じ値動きがする通貨ペアを相関性が高い通貨ペアと呼んだりします。
並べてみてびっくりしました。美しい✨
ポーランドズロチ円はユーロ円の1/4の証拠金で買える。
ポーランドズロチ円は価格が安いのでユーロ円の1/4の必要証拠金で買えます。
なるほど確かに安いですね。
ポーランドズロチ円のスワップが高い。
ポーランドズロチ円の買いスワップは9/22現在で15円です。
今までFXプライムbyGMOは10円だったのですが9/18から15円に引き上げてきました👏
一方でユーロ円の売りはスワップ0円です。ちょっと前までは多い日は売りなのに3円とかの日もありました。
逆にマイナスになることもあるかもしれませんが。
ズロチ円のスワップポイントについてはデータ毎日とっているので詳しく知りたい人はこちらを。
【毎日更新】話題のポーランドズロチ円スワップポイント比較ランキング!
スワップポイントサヤ取りとは?
ここ大事なのでゆっくり読んでください。
例えば米ドル円の買いスワップが20円で売りスワップが0円だったらどうでしょうか?
どちらも同じ日に1万通貨新規ポジションを持ちます。
買いと売りを持っているのでどちらに動いてもプラスマイナスゼロ円で利益も損も出ませんね。
でも買いスワップの方が20円多いので1日あたり20円だけ儲けがでますね
でも現実はそんなに甘くなくて同じ通貨でスワップが買いの方が大きいとかあり得ません!
でも違う通貨でも値動きがほぼ同じだったら片方で買ってもう片方で売っておけば先ほどのドル円と同じこと状況になりますね!
ここに着目したのがポーランドズロチ円を買ってユーロ円を売るというスワップポイントサヤ取りなんです(せこい!イヤ、賢い!)
最低いくらあればできそうか?
ここから実際に運用するならいくら入金していくら買うか?を考えていきます。
一番気を付けなければいけない点は100%同じ動きをするわけではないという点です。(同じ通貨で買いと売りをもっている訳ではないので当然ですがww)
若干動きがずれることで一時的に含み損が多くなることがあるよね!って話です。
なのでそれぞれの通貨を買うのに必要な必要証拠金+余裕資金をいくらか見込んでおかないとロスカットになります。
この余裕資金を決めるために過去どれだけの乖離があったかを調べてみました。
すると、ユーロ円とズロチ円の過去260日の相関係数が0.9436であったことがわかりました。
- 1.0・・・・完全に同じ動き
- 0.8以上・・ほとんど同じ動き
- 0.0・・・・全く関係なし
このデータからわかることは、ユーロ円を133円とした場合に133円×(1-0.9436)= 7.4円の変動が過去にあったということです。
でもデータが260日では少し期間が短いので余裕を持たせて10円の変動を想定することにしました。
また、購入数量ももう少し1円の重みを等しくしたいので正確に計算してユーロ円を1に対してポーランドズロチ円を4.3倍買うことにしました。
このデータを元に必要証拠金を計算してみました。
- 1万ユーロ円 :53,200円(133円 × 10,000通貨 ÷ 25)
- 4.3万ズロチ円:12,400円(31円 × 10,000通貨 ÷ 25) × 4.3 = 53,300円
次に10円程度の価格差が生じた時を想定して余裕資金を計算します。状況をイメージしやすいように見える化しました。
10円の変動が出るのは以下のような状況になっているということです。
サヤ取りを行ってからズロチ円は動かないけれどユーロ円が10円上がる👉売りの含み損が増える。
反対にユーロ円が動かずにズロチ円が10円下がる(※)👉買いの含み損が増える。
※今は説明の都合上、意図的にズロチ円を4.3倍しています。実際の価格で言うと2.32円下がることを意味します。
ということは1万通貨保有して10円動いた場合の含み損10万円が出るかもしれないということを想定しておけばいいわけです。
以上からこのサヤ取りにかかる必要資金を計算すると以下のような答えがでました。
- 1万ユーロ円 :53,200円
- 4.3万ズロチ円:12,400円 × 4.3 = 53,300円
- 10円の変動に絶えられる余裕資金:10万円
- 合 計 = 206,500円
ここからスワップが増えていくのでざっくり言うなら最低20万円あればできそうってことですね〜。
20万円の場合のスワップ想定年利。
ポーランドズロチ円とユーロ円の1万通貨スワップは以下のとおり(9/21現在)
- ポーランドズロチ円(買):15円
- ユーロ円(売):0円
ただし、実際には4.3万通貨のポーランドズロチ円を買うので1日あたりのスワップは15円×4.3=64円と想定されます。
ということで64円×365日=23,360円となりました。整理すると
- 入金額:206,500円
- 1年あたりの想定スワップ:23,360円
- 想定年利:11%
計算してみた感想。
ちょっと数字ばっかりで慣れない人は疲れたかもしれませんね(笑)
私自身もスワップサヤ取りというのはやったことがないので未知の世界です。
でも買いと売りを同時に持つので上がろうが下がろうが評価損はさほど増えないというのは何者にも代え難いメリットです。
理論上はスワップポイント分だけ単純に利益としてもらえるわけです。資金力がある人の方が圧倒的有利ですね(笑)
注意点としてはスワップポイントはFX会社の裁量で日々変動するので想定していた値とズレることはあり得るという点です。
また、含み損もあくまでも過去データを元に計算しているので絶対ではありませんね。
なのでいざというときは少し資金を足せるだけの余裕資金は別に持ち合わせておく必要があります
ということでなんだか嘘みたいな本当の話でした(笑)
実はスワップサヤ取りは知っている人は知っている投資法で読者さんからも「サヤ取り書いて」って兼ねてから言われていました。
ただ、ちょっと投資経験が浅い人には仕組みの理解が難しいかな〜と思って躊躇していたんです。
でもズロチ円を見てなかなか面白い通貨だったので私自身がやってみたい!と思ったのでメモ的にまとめてみました。
20万円ほどでできそうなので興味ある人は挑戦してみても面白いと思いますよ!
9/24に100万円を入金してズロチ円とユーロ円の新規ポジションを保有しました。運用実績も公開しているのでそのまま載せておきます!
【6ヶ月目】FXズロチ円でスワップサヤ取りの実績をブログで公開!始め方も解説。
また、2019/1/3に起こったショック相場の時にどれだけ評価額が動いたかも検証しています。
【検証】ショック相場でのズロチサヤ取り。その時口座はどう動いた?
このズロチユーロのサヤ取りも同じ通貨で運用しているわけではないので評価額が動きます。
これに少し不安を覚える人はトルコリラのサヤ取りの方が向いているかもしれません。

わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね(^o^)/いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので!
タイムリーな情報はツイッターで配信中です。フォローしてみよう(^o^)/
2019年は主にこんなツイートするよ(^o^)/
①ブログ更新のお知らせ
②トラリピの運用状況、注意点、質疑応答
③スワップ投資(サヤ取り)とかCFD
④仮想通貨の今がわかる最新情報
⑤為替、株式に関する時事ネタ
⑥プライベートや生き方、教育について質問は質問箱、LINE@、ツイッターでお気軽に👍
— あっきん@投資家*元公務員 (@_akkin_nara) 2019年1月1日