【実績比較】S&P500に投資信託ではなくCFDで投資した時のリターンは?

【実績比較】S&P500に投資信託ではなくCFDで投資した時のリターンは?

 

リーマンショック以降、米国株式市場は10年以上右肩上がりの成長を続けています。まさに現在は米国株ブームと言えるでしょう。

また、2018年1月から始まった金融庁肝いりのつみたてNISAも着実に利用者を増やしていて貯金ではなく投資で時間をかけて資産を増やしていこうという風潮の高まりを感じます。

そんな中で、投資する人が増えているのが米国株式にまとめて投資ができるS&P500への投資です。日経平均株価の米国版ですね。

このブログでもつみたてNISAの運用実績を公開していますが、米国株式だけに投資をした方がパフォーマンスが良いです。

 

 

上記のような投資は口座から自動引き落としで毎月決まった日に決まった金額だけ投資信託を買っていくものなのでとても簡単です。

これはこれで万人受けする王道の投資としてあっきんもひろこもおすすめしています(^o^)/

 

でも、ですよ。少し投資経験があってつみたてNISAの限度額40万円だけではちょっと手持ち無沙汰という人も読者さんの中にはいます。

そしてそんな方々からこんな質問をいただきました 

 

「投資信託でS&P500を買うのとGMOクリック証券でCFDのS&P500を買うのとではどれだけリターンが違うのか?」

 

普通に考えるとレバレッジをかけている分、CFDで買う方がリターンは良さそうですよね。でもどれだけレバレッジをかけるのか?という問題も出てきます。

またレバレッジをかけるということはロスカットというリスクを負うということでもあるのでそちらのケアも記事中でしてみました。

 

CFDでS&P500に投資をするには?

GMOクリック証券で米国S500という銘柄を買います。この商品は米国のCMEという取引所に上場しているS&P500先物を原資産とした商品です。

例えばレバレッジ3倍で買おうと思うと約10万円ほどの資金が必要です 

 

米国S500の買い方

 

約10万円入金して米国S500を1枚買うことでCFDでS&P500に投資ができるというわけです。

積立で投資するなら毎月3万円ずつ貯めていき、10万円分貯まったら1枚買うというやり方が現実的かと思うのでこの後のシミュレーションもそのようにしています。

※最も古いデータで2011年10月のデータがあったのでそこから2019年5月までで以下の比較を行いました。

 

投資信託でS&P500に投資するには?

王道は楽天証券でも取扱いがあるeMAXIX Slim米国株式(S&P500)でしょう。信託報酬も0.162%とかなり抑えられています。

 

eMAXIS Slim米国株式

 

冒頭で紹介した楽天VTIよりもあとに出た商品なので低コストでとても人気がある商品です。

ただ、この商品は2018年3月から取扱いが始まった商品なので過去実績をシミュレーションするにしても期間が短すぎます。

なので、もっとも古い商品で長期にわたる価格データがあってS&P500に投資している銘柄をしぶしぶ比較対象として探してきました。

それが、上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(愛称:上場S&P500米国株)です。

 

 

2010年10月から取扱いがあるので割とデータ期間もあって信託報酬も0.162%とこちらも低コストなのでこれを採用しました。

 

【実績比較】S&P500を投資信託vsCFDで運用。リターンは?

実績を比較する際の前提条件は以下のとおりです。

 

  • 投資信託・・3万円で買える口数を買って、残りを翌月に回す(分配金は再投資)
  • CFD・・・・3万円貯めていき、レバレッジ3倍で買えるようになったら1枚買い、残りを翌月に回す
  • 期間・・・・2011/10〜2019/5

 

投資信託でS&P500を買った場合

投資信託の運用実績

 

  • 積立額:2,760,000円
  • 評価額:4,603,650円
  • 含み益:1,843,650円

 

さすがにリーマンショックの後から運用しているので恐るべきパフォーマンスですね。7年半ぐらいで投資元本に対し1.67倍まで増えていますね!

ざっくり平均利回りを求めたところ、6.8%という結果でした。

それではCFDで同様に積立投資をした場合はどうでしょうか、見てみましょう。

 

CFDでS&P500を買った場合

CFDでレバレッジ3倍で買った場合

 

  • 積立額:2,760,000円
  • 評価額:7,495,465円
  • 含み益:4,735,465円

 

約7.5年間積立投資をした結果、投資額276万円が749万円にまで増えたということです。平均利回りを計算すると14.2%という結果になりました。

単純に投資信託で買っていた場合の平均利回りが6.8%だったので約2倍のパフォーマンスを記録したことになります。

 

なぜCFDはこれだけ利益が出たのか?

なぜCFDはこれだけ利益が出るのか?

CFDで買うとレバレッジ効果が聞いているからです。

もう一度今回シミュレーションに使ったGMOクリック証券の米国S500のレバレッジの根拠を見てみましょう。

 

米国S500の買い方

 

レバレッジ1倍というところの価格を見ると、320,670円となっていますね。これはレバレッジがかかっていない状態です。

32万円の投信を買うのに32万円入金しているのと同じです。

それがレバレッジ3倍だと1/3の資金(106,890円)を入金することで買えてしまうわけです。これがレバレッジ効果です。

 

でもレバレッジ3倍で買っているのになぜ投信と比較した場合の利益は2倍にしかなっていないかと言うと1枚あたりの価格が大きいことで、毎月買えないからだと考えられます。

 

それにしても同じ毎月3万円を投資に回すという行動でも投資先を変えただけで利益が2倍も違ってくるというのは衝撃的な結果ですね(^_^;)

でも当然のことながらレバレッジをかけているということは暴落した時にロスカットになるというリスクを負っているわけです。

 

S&P500にCFDで投資する場合のレバレッジとリスクの関係は?

リスク・リターン

レバレッジ3倍の運用がどれだけのリスクを持った運用なのかを見える化するために極端な例としてリーマンショックに耐えられたかどうかを求めてみました。

前提条件としては以下のような状況を設定しました。

 

  • リーマンショック前に100万円を入金
  • 米国S500をレバレッジ3倍で保有(6枚)
  • 保有時期は2007年7月
  • 評価時期は2009年3月

 

あろうことか積立で始めずに高値で全ツッパで一括購入したというとても残念な人の購入パターンをイメージしてみました(笑)

下のチャートの◯印が購入時期と評価時期を示しています 

 

リーマンショック時の検討

 

このような状況で100万円で6枚買っていたらどうなったかというと結論はロスカットになっています。

計算根拠は以下のとおりです 

 

ロスカットの計算

 

含み損が▲85万円となったのに対し、入金額から必要証拠金を除いた余裕資金が約80万円しかなかったためロスカットに耐えるには5.4万円足りませんでした。

逆に言うと口座に106万円入金していれば耐えられたという計算結果です。

ざっくりとした印象だとリーマンショックに耐えるにはあと少し足りなかったね!というところでしょうか。

 

まとめ。

まとめ

レバレッジをかけてS&P500を買うことで投資信託を買うよりも2倍の利益が得られたことがわかりました。

ただし、リーマンショック前に一括で100万円分買っていた場合は少し資金が足りず、ロスカットになっていたことも確認できています。

ちなみに、ロスカットになると必要証拠金しか残らないので100万円が20万円ほどになることを意味します。

さて、この結果を受けて実際に積立投資をするならどちらが良いでしょうか?

 

好みの問題なのでリスクを取ってリターンを取りにいくという作戦ならCFDも選択肢のひとつと言えるでしょう。

ただし、投資信託で買っていると特につみたてNISA制度を使えば年間40万円までは非課税であるという大きなメリットがあります。

さらに現物取引なのでどれだけ暴落しても持ち続けられるというメリットもあります。

これらを考慮すると基本的には投資信託で買っておき、暴落したところでCFDを使うというのが良いところ取りな気がしませんか(笑)

 

あっきん

この他にもどうせならこれを積立た方がコスパ良いよ!ってのがあったら教えてくださいね(^o^)/

 

CFDを使った積立のように少しリスクを取ってリターンを取りにいくという意味では仮想通貨に分があるように感じます。

そんな思いから私は2018年11月から毎月25万円を仮想通貨で積立ています。仮想通貨の基本的な特徴はこの記事でまとめています。

 

【保存版】ビットコインを最高値から毎日積立購入したら。長期投資のススメ。 【保存版】ビットコインを最高値から毎日積立購入したら。長期投資のススメ。

 

ポジポジ病にならずに暴落時を待って投資するVIX指数への投資も選択肢のひとつとして持っていると良いかもしれません。

 

【ブログで公開】米国VIをあっきんが挑戦!作戦から買い方まで完全解説。 【ブログで公開】米国VIをあっきんが挑戦!作戦から買い方・実績まで完全解説。

 

同じGMOクリック証券で取扱いがあるイギリス100とS&P500ではどちらに積立をする方がパフォーマンスが良いかはこちらの記事で比較しています。

 

【検証】GMOクリック証券で積立で買うならイギリス100よりS&P500がお得? 【検証】GMOクリック証券で積立で買うならイギリス100よりS&P500がお得?

 

わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね!いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので(^o^)/

 

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