23歳で投資を始めたきっかけ。漠然とした将来のお金の不安は行動でしか解決できない。

投資をしている人になぜ投資を始めたのか?と聞くと大抵の人は将来のお金の不安を感じたからと答えます。
ぼくも同じです。ただぼくの場合は投資でお金を増やして早く公務員を辞めようという明確な目標(モチベーション)があったので人よりも真剣に取り組めたのかなと思います。
23歳で投資を始めたきっかけは将来への不安!?
ぼくは両親、姉ともに公務員というガチガチな公務員一家で育ったので親が敷いたレールどおりに公務員になりました。
公務員になれば安泰な人生が待っている。好きなテニスも平日にできる。残業も民間ほど多くないから・・・。
そんなバラ色話を昔から母親に聞かされていて何の迷いもなく親の期待にこたえて公務員試験をくぐり抜け某県庁に入庁しました。
でも入ってみてこれだけ頑張って働いて、もらえる給料がこれっぽっちなのか!?という違和感を感じました。
ぼくがいた某県庁は大卒なら最短でも10年、院卒なら8年と最初に役職が上がるまでの期間が決まっています。
ここから部長レースの始まりです。これに乗れないと部長にはなれません。ぼくがいた組織は大きくて部に2,000人ほど職員がいました。
ある日、死ぬほど働いて付き合いの飲み会もガンガン参加して、家族を犠牲にしてやっとなれるかもしれない責任も恐ろしく重い部長の年収が1,300万円ときいてやる気をなくしました。
部長になれると言っても出世の年齢制限がなく40歳ちょっとで部長になれるのであれば話は別です。実際は部長になれるのは定年前の数年です・・・。
また、公務員の場合は出世を望まなくてもある意味、普通に働いていれば年功序列でそれなりには出世していくのでやった人とやってない人の差が年収に反映されにくい仕組みなんですね。
なんとなく公務員になる前からそんなことは聞いてはいましたが、いざ自分が中に入って身を粉にして働いてみるとその仕組みがわずらわしく感じました。
あの使えないオッサンの分まで働いてんねんからオッサンをクビにして自分の給料倍にしてくれとすら内心思ってましたからね(笑)
毎年何もしなくても自動的に昇給はしますが月に換算すると7,000円ぐらいしか上がりません。10年で月の給料が7万円上がるぐらいです。
初任給が手当ても含めて20万円なら昇進しなかったら10年後に27万円ぐらいです。
将来結婚して子供が生まれて自分がやりたいこと、家族にしてあげたいことを考えるととても満足のいく金額ではありませんでした。
もう不安でしかないでしかなかったですね💦一人暮らしだったので毎月それなりの家賃とか生活費が銀行口座から出ていくのでリアルな問題でした。
多くの人は問題意識だけで行動しない。
ぼくが働いていた職場ではほとんどの人が自分がもらっている給料について満足していませんでした。
なので飲み会になるときまって俺たちはこんなに頑張って働いてんのに◯◯部署の◯◯はこんなこともまともにできひんのに出世しやがったみたな愚痴がよく出ていました。
そして面白いのが「金ねーわー」という人に限って毎日お昼外食してたり、愚痴を言い合うだけの飲み会に週3とかでいってたりするんですよね。
夕飯の残り物を弁当に詰めるだけでも簡単に節約できるし、生産性のない飲み会の回数減らすだけでも節約になるのになーって思ってました。
ある意味、給料は安いという問題意識を持ってるけどこれはこれで仕方ない。サラリーマンなんだからこの環境に耐えるのが正義だ!って無意識で思っていたんだと思います。
それか給料が安いことに不満はあると言うものの、ぼくほどの不満は持っていないかですね。
なのでぼくはみんな結局なんやかんやで置かれた現状の中で無難に過ごしていく道を選択するのねって冷ややかな目で見ていました。
飲み会で割り勘する上司が痛かった
これは業界とか会社による、結局は人によるのかもしれませんが、飲み会で割り勘する上司がいたんですね。
同僚と飲みにいくのなら割り勘はわかります。
ぼくの中で先に入っている先輩もしくは上司は飲み代を多くだす、もしくは全部奢るのがかっこいい上司像としてありました。
なので自分から誘っておきながら会計で「割り勘でえーやろー」って言えちゃうダサい男にだけはなりたくないって思ってました(笑)
家族がいて子供がいて一馬力で家計に余裕がないのはわかってはいましたが、できる人はそんな中でも多めに出してくれました。
でもできない人に限ってそこらへんのプライドが無いのか割り勘なんですよね・・・。痛い・・・。
独身でまだ若いから投資に回せるお金はひねり出せる
仲の良い少し上の先輩からは「結婚して子供産まれたら自由に使えるお金ほんまになくなるからな!」ってよく言われてました。
なので独身で自分で稼いだお金の使いみちを全て自分で決められる23歳という若さの自分はかなりアドバンテージを持っていると思っていました。
幸いにも忙しい部署にいたので残業代はかなりありました。
なのでポジティブに考えると今のうちに頑張って残業代をどんどん投資に回せばそれなりに運用資金確保できるかもって思ったんですね(^o^)/
この頃には金持ち父さんの本を読んでいたのでお金は増えるところにおいておくことの重要性を理解していました。
30万円でも運用に回して年利5%で運用できれば1年間で15,000円の利益です。1回3,000円の飲み代なら5回分を働かずして手にすることになります。
投資の場合は自分が働かなくてもお金を増やせるのと、同じ利回りでも元本が増えればリターンも増えるのが魅力に感じました。
始めた時は30万円でも毎年30万円増やしていけば10年後には元本だけで300万円です。
同じく年利5%で増やせれば1年間で150,000円の利益です。月に換算すると12,500円です。ちょっとした飲み代4回分が無料になる計算です。
またこの場合、実際には増えたお金をそのまま放置せずに再投資することで複利効果が期待できるので10年後には運用資金は300万円ではなく388万円になっています
388万円まで増えていたら年間の利益は5%で計算すると194,000円です。月に換算すると16,000円です。ちょっとした飲み代5回分が無料になる計算です。
こういう事実を知ると早くから投資を始めた方がどう考えてもお得なんですよね。ある意味、運用資金はもう一人の自分です。
もう一人の働いてくれる自分を大切に育てることが将来の自分を助ける一番の近道なんじゃないかなーって思いました。
そう考えたぼくは迷いなく23歳から投資を始めました。回りはやっているかどうかはぼくには関係ありませんでした。
なぜなら回りと同じようにしていたら同じような結果しか得られず、同じような人生にしかならないと思ったからです。
何から何まで他人に合わせる必要がなく、自分の頭で考えて今やるべきことを自分の責任でやることが大切だと考えたんですね。
行動こそ全て。頭より手を動かそう。
36歳の今になって思うことは将来を見据えて足りないものを補うために投資をするという行動を起こしたことは間違いではなかったということです。
それは全ては23歳のときに漠然と感じた将来への不安です。
それをなんとなくで終わらせずに「自分ならどうするのか?」を考えてアクションを起こしたことが良かったと思います。
レールに敷かれて公務員という終着駅に行ったはずが実はバラ色の終着駅ではなかったと知った焦りがそうさせたのかもしれませんね(^_^;)
あと、よく聞かれるのですが投資とか資産運用って頭でっかちになってはいけません。本ばかり読んでもお金を増やすのが上手になるわけではありません。
相場は生き物ですし、人によって値動きに対する感じ方も違うので合う投資方法は千差万別です。なのでやってみていろいろ試行錯誤する方が早いです。
今はネットやSNSがあるので情報もたくさん無料で手に入ります。有料だから安心というのは大きな間違いです。
そこらへんの情報の取捨選択ができるようになるのも経験ですね。なので頭より手を動かすことも大切だとぼくは思います。
関連記事です。
公務員を辞めようと思って真剣に投資を始めることにしたぼくがどんなことをしたのかはこの記事で書いています。
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今はどんな運用をしているのかはこの記事を毎週アップデートしています。もちろん失敗もしています。そんな様子も見ていただければと思います。
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