【新着】分散投資の本質がわかる記事。

先進国通貨に積立投資とつみたてNISAで楽天VTI。長期ならどちらが有利か?

先進国通貨に積立投資とつみたてNISAで楽天VTI。長期ならどちらが有利か?

 

どうもあっきんです!

なかなか議論の対象になりそうな良い質問がきたのでブログで取り上げさせてもらいました(^o^)/

質問は以下の通りです。

 


長期の運用(10〜20年)で資産を増やしていこうと考えた時に、先進国(アメリカ、カナダ、オーストラリア)通貨のスワップ+(売買差益もうまくいったら)でドルコスト平均法で毎週/毎月に一定額を積み立てていくのと、株式の長期積立(ひふみ投信、楽天VTIのようなプランをNISA/積立NISA)を毎週/毎月に一定額を積み立てていくのではどちらが長い目でみた時に良いと思いますか?

為替と株式と性質は違うかと思いますが、スワップはコツコツ着実に増えていくという理解で、株式の長期積立は株が右肩上がりの相場であるという前提という理解です。

どちらも長期で考えると増えていくと個人的には考えているのですが、どちらの方法で運用していくか悩んでいます。

先進国通貨のスワップに関しては、ドルコスト平均法ではなく、下がったタイミングで買い増していくという方法も考えているのですが、こればっかりはいつ下がるかわからないので定期的に保有通貨数を増やしていくことができないのが難点だと感じています。

下がったと思ってドカンと買ってさらに下がり続けるという可能性もあるので難しいところです。

あっきんさんはどのように考えていますか?

(仮想通貨積立の方が夢がありますが、現在はあまり考えていません。。。)


 

質問を読むかぎり、投資の基本的なところをしっかりと理解されている方だな〜という印象を受けました。

結論を先に言うと「お肉とデザートどちらが好きですか?」という質問されているようなもので性質が違い過ぎて比べられないということです。

どちらも美味しいものなので食べたいですよね(笑)

ではなぜ比べられないか?をお話しします。

 

株式と為替の値動きの違い。

株式と為替の値動きの違い

ここでの話は10年ほどの長期スパンの話です。

株式は緩やかに右肩上がりです。なぜ上がっていくかというと会社がモノやサービスを生み出していくことで企業としての価値が上がるからです。

株式は企業の価値を図る物差しでもあるので株価は上がっていきます。

 

一方の為替ですが、ここでいう為替のイメージは先進国通貨です。トルコリラのような新興国通貨ではありません。

米ドル/円あたりがわかりやすいですね。ドル円は10/20時点では112.5円ほどです。

100円方向(円高)に動く時期もありますが、120円方向(円安)に動く時期もあります。

為替レートが片方に極端に動き過ぎると貿易摩擦が起きるので行き過ぎた価格は元の安定水準に戻ろうとします。

これが為替がレンジ相場になるざっくりとした理由です。

 

楽天VTIに長期投資。

少しおさらいしておきます。

質問にあるように楽天VTIの値動きをまずは押さえておきます。この商品はつみたてNISAの制度を使ってVTIを買っていくというものです。

そもそもVTIとはなんぞやですが、、アップルやアマゾンなどの有名大型株から中小型株まで3,800以上の銘柄から構成されている上場投資信託(ETF)です。

これひとつを買っておけば米国の株式市場丸ごと買っていることになります。

 

過去チャートを見てみましょう。

 

vtiチャート

 

2008年のリーマンショック以降綺麗な右肩上がりですね!

この10年だとだいたい年利10%ほどの伸び率を記録しています。まさに買えば上がるといったところです。

ただし、過去10年で10%ほど値上がりしてきたからこの先の10年も同様の伸び率を達成できそうと考えるのは少し疑問が残ります。

あくまでもこの10%はリーマンショックで大きく下がったところからの成長なので、この先大きな暴落があればパフォーマンスは落ちますよね。

そういう意味ではわが家は過度な期待をせずに自然体で見るなら5〜10%の伸び率では?とイメージしています。

参考:楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の利回りをブログで公開!

 

先進国通貨に積立投資。

例えば米ドル/円のチャートは長期で見るとどうでしょうか?

 

ドル円チャート

 

2007年以降75円ほどまで円高が進みその後125円まで円安になりました。Vの字の値動きですね。

その後は100円ほどまで円高になりましたが、ここ数年は110円を真ん中とした狭いレンジ相場を形成しています。

また質問文にもあったスワップですが、これはレバレッジ何倍で買うかによって大きく違ってきます。

私が実践中の先進国通貨への投資は以下の表のようにだいたいレバレッジ4倍で運用しています。

 

スワップ表

参考:【2ヶ月目】米ドル・カナダドル・豪ドルをレバ4倍でスワップ積立投資。

 

参考までに年利も計算しています。スワップ(金利)だけだとだいたい4%ほどです。

これは2年間の計算なので複利で運用していけばもう少しよくなります。また、今後米国はさらなる利上げをしていくのでスワップももう少し高くなるでしょうね。

 

ただ、資産の評価額に影響を与えるのはスワップではなく、為替差益です。

例えば上の表だと毎月6万ずつ米ドルに投資していくと2年後に保有している通貨量は4.8万ドルです。

2年間の総投資額は6万×24ヶ月で144万です。

4.8万ドル保有していてドル円が1円円安に動くと4.8万円も評価額が増えます。これに対して2年後のスワップは10.8万ほどです。

つまり2円ちょっと円安に動くだけでスワップ分に相当します。

何が言いたいかと言うと、それだけ為替は値動きによって評価額が大きく変わる=安く買って高く売るものだということです。

 

当面は米国は利上げをしていくので教科書どおりであればドル高局面と言えます。つまり円安です。

ただ、近年は金利が上がることで株が下がり円が買われるので円高にもなるので、結果、ドル円は動かないという印象です。

それではこの10年でドル円はどのような値動きをするのでしょうか?

答えはわからないです。

為替は様々な要因で円高、円安に動くので今後の推移は読めません。ただひとつ言えることはレンジ相場になりやすいということです。

ということは、それを利用して安い時に買って、高い時に売るのが理想的な投資だと私は考えます。

なので例えば私が実践しているような先進国通貨の積立投資であれば、ドル円が120円ほどになれば全て決済するでしょうね。

為替差益も取れますし、逆に高い時に買っていればその後の円高局面で含み損を抱えることになりますし。

 

結局どちらを選ぶべきか?

楽天VTIと先進国通貨の積立投資がどちらが10年後20年後に利益を多く出しているかはわかりません。

理由は性質が違い過ぎて比べられないからです。

なので私の場合はわからないものには山をはらずにどちらにも足をかけておくという選択をとります。

それが分散投資だと思います。

値動きが同じものを分散しても意味がありませんが、株式と為替は明らかに違います。

 

また、下がったタイミングで買い増していくというのは理にかなっています。安く買えることになるので。

ただ、それを実践しようと思うとどれだけ下がったらどれだけ買うのか?という問題やさらに下がったら・・・という不安もあります。

その難しさは相場を見て判断しようとするから生じる難しさだと思います。

実のところ、質問者さんがやろうとしていることはトラリピのようなやり方だと感じます。

安い時に少しずつ買って上がったら売る。一度にたくさん買おうと思うとドカンと下がるのが怖いからというのもまさにトラリピの少しずつ買う。という考え方です。

 

 

また、為替(FX)のメリットは高いときは売りから入れるというものです。私はドル円なら110円を真ん中としてそれより上は売りから入っています。

こうすればレンジ相場の性質をうまく利用できます。

極論を言うと、ドル円でなくともレンジ相場であれば良いわけで、より狭い範囲で上下している通貨で取引を重ねると高いパフォーマンスが出たこともわかっています。

 NZD/USDでトラリピ。30万で過去3年間の運用実績が約40万の設定。

 

また好みがわかれるところですが、値動きがあるもので金利を狙うよりは値動きがないもので金利を狙う方がいくら貰えそうというのが頭に入っているので安心という考え方もあります。

つまりソーショルレンディングのようなお金を貸し付けることで金利を受け取るという性質のものです。

ちょうどつい先日SBIソーシャルレンディングから4回目の分配金の入金がありました(笑)

 

sbiソーシャルレンディング

 

想定ではこのような償還計画だったので想定どおりです 

 

償還計画

 

月曜日にはオーナーズブックからも配当がある予定です。

 【ブログで利回り公開】ソーシャルレンディングのおすすめ業者を比較!

 

質問があればLINE@質問箱などにお気軽にどうぞ