フォロワーさんから「あっきんに頼らずに自力でトラリピの設定を検証するやり方を教えてほしい!」というなんとも前向きなコメントをいただいたので全力でこの記事でお答えします。
せっかくなのであっきん個人口座(カナダドル円買い→NZドル米ドル売り)で運用している30万のトラリピを例に実際にバックテストをしてみたいと思います。
リアル運用実績はココに

なお、ここで紹介する方法はインヴァスト証券のトライオートFXのビルダー機能を使って行います。最短1日で口座開設は完了します。
トラリピ30万口座の運用記録
まずは簡単に30万チャレンジ口座のここまでの運用記録を紹介します。早いもので2021/7/9現在で932日(2年9ヶ月)が経過しました。
開始から一緒に運用してる人がどれだけいるかは不明ですが、感慨深いものがあります。完全公開での運用なので緊張感もあります。
2018/12/21にカナダドル円の買いトラリピを稼働させ、約2年半レンジを上に抜けていくまでの間ぐるぐる働いてくれました。
そして2021/3/12にカナダドル円買いトラリピと涙のお別れをしてNZドル米ドル売りトラリピさんと交際を始めました。
この間、お金を貯めながら増やすために毎月20日に2万円を入金してトッピングリピートを行ってきました。気づけば累計投資額は90万円になっています。

最新の運用実績(2021/7/9時点)は投資額90万円で累計利益が259,151円、含み損が2,803円となっています。
毎週更新している記事からの抜粋資料も参考までに載せておきます
ではこれらの利益をもたらしたトラリピの設定をトライオートFXのビルダー機能で再現してバックテストするとどんな結果がでるでしょうか?
スプレッドやスワップなど細かい点は違いますが大枠を掴むことができるので実際にやってみます。
カナダドル円のバックテスト
30万口座で運用してきたトラリピの概要をおさらいしておきます。トラリピのレンジと想定ロスカットレートを図にしてみました
コロナショックの時に一瞬レンジを下に抜けましたが、それ以外はきれいにレンジ内で2年半ウロウロしてくれました。
トラリピは運用資金と仕掛ける範囲(レンジ)と想定ロスカットレートを決めればあとは機械的にトラリピ運用試算表で注文本数を求めることができます。
以下は注文本数20本の根拠です
30万円で運用した場合、20本までの注文なら全ての買い注文が成立したとしても68.138円まで暴落してもロスカットにならないということがわかりました。
ではこの設定をトライオートFXのビルダー機能で再現してみたいと思います。
以下でパソコンで作業した様子を載せていきます。スマホアプリでもできるのですが、細かい利益を数字で確認できないのでパソコンで作業しています。
通貨ペアを選んで設定を入力していきます。入力画面はのちほど大きな画像で解説します
そしてこれが得られた結果です
30万円トラリピの設定で2019/1〜2021/3/12まで放置しておいたら利益が105,730円でたということがわかりました。
赤いグラフは評価損益を示していて2020/3/18に最大100,377円の含み損が出たこともわかります。コロナショックの時に出た含み損です。
最後に後回しにしていた設定を入力する画面を解説しておきます
以上でカナダドル円のシミュレーション結果と解説はおしまいです。
注意点としては期間を自由に選べるのではなくて開始時点は2019年1月と2020年1月しか選べないという点です。
あっきん
NZドル米ドルのバックテスト
カナダドル円と同様にNZドル米ドルも作業をしてみました。
先ほどとの違いは開始期間が2021/3/12と中途半端なので利益は差をとって求めているという点です。
まずは設定レンジの確認です。現在進行系で運用しているものです
3/12〜9/2までの運用なのでまだ6ヶ月弱です。買いトラリピではなく売りトラリピで運用しています。レンジ内に仕掛ける本数の根拠です
この情報をもとにビルダー機能でシミュレーションした結果です
9/2時点の利益が16,263円で運用開始した3/12時点の利益が6,340円なので差を求めて9,923円が約6ヶ月間の運用による利益だとわかりました。
最後に入力数字の解説も載せておきます
以上でNZドル米ドルのバックテスト結果の解説はおしまいです。
結果のまとめ
ここまでの結果を整理します。30万円を元手に2つのトラリピで運用した結果が以下のとおりです
これだけ見るとカナダドル円のパフォーマンスが圧倒的なように思えますが、この運用期間中にはコロナショック相場があり、かなりご祝儀相場だったので・・・(笑)
反対にNZドル米ドル売りを運用している4ヶ月は値動きが乏しい期間でしたし、言うても4ヶ月の結果を強引に年利回り換算しているので・・・。
とは言うものの、改めて元カノであるカナダドル円買いの良さが際立つ数字であることは間違いありません。復縁が待ち遠しいところです!
ちなみに7/12現在ではカナダドル円は88.2円です。あと2円ちょっとでレンジ内に戻ってきそうです。果たしてどうなるのか・・・
今後の展開としてはNZドル米ドルで運用しておき、レンジを下に抜けたタイミングでカナダドル円が買いトラリピゾーンに落ちてきてトラリピ再稼働というのが100点満点のシナリオです。
(相場は思ったようには動いてくれないのが普通ではありますが💦)
ここまで少々マニアックな解説をしてきましたが、ビルダー機能を上手に使えばこんなシミュレーションができるんだというのが伝われば幸いです。
不明点などあれば質問箱やLINE@、インスタのDMで遠慮なく聞いてください。
最後に繰り返しになりますが、このシミュレーションはトライオートFXの口座を持っていないとできないのでやってみたい人は無料口座開設が必要です。
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為替の値動きはコロナショック以来おとなしいですが、米国株は右肩上がりです。中でもTQQQの自動売買ができるトライオートETFにはずいぶん助けられています。
ここで紹介したNZドル米ドルの設定は基本プランです。パフォーマンスを上げるために工夫して運用しているのがあっきん父のトラリピ年金口座です。

このNZドル米ドルにトッピングしながら3000万円で運用するとどんな感じで増えていくかをこちらの口座で完全公開しています。

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