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どうもあっきんです!
読者さんから質問をいただいたのでこの記事で回答します!いただいた質問はこれです
トラリピとループイフダンの違いがよくわかりません。
あっきんさん、こんにちは!
FXをやってみたくてループイフダンの口座開設を済ませました。設定の仕方などを調べていくうちにあっきんさんのトラリピブログを見つけてメールさせていただきました。
私はあっきんさんの設定のように米ドルでゆったりとトレードをしたいと思っています。
具体的にはロスカットレートを75円にして運用予定資金100万円に見合うように買う通貨量を調整したいんです。
参考にしたのはこちらの記事です トラリピ設定をブログで公開中!2017年1千万超えの戦略とは?
ところが、ループイフダンでは私が調べた限りこのような設定はできないと思うのですがいかがでしょうか?
トラリピとループイフダンの違いを簡単に
ループイフダンはアイネット証券で使える自動売買システムのことです。詳しくはループイフダンとはを見るとわかるのですが、仕組みはトラリピとほとんど同じです。

公式HP:ループイフダン®とは?
違いは大きく2点あります。
ループイフダンの方が手数料が安い
表は1,000通貨を米ドル円で売り買いした時にかかるトータルコストです。
(単位:円) | ループイフダン | トラリピ |
スプレッド | 10 | 20 |
取引手数料 | 0 | 100 |
合 計 | 10 | 120 |
ループイフダンだと10円で済むところ、M2Jのトラリピだと120円の手数料がかかるということです。この違いは取引手数料があるかないかですね。
参考:トラリピは手数料が高い?高すぎる?でもM2Jが選ばれている理由
ループイフダンの方が設定時に選ぶ項目が少ない
おそらく簡単に始められるようにという配慮だと思います。洋服を選ぶ時も一緒ですよね!
『似合いそうな洋服があるお店を決める似合う洋服を決める』よりは『決まったお店の中で似合う洋服を決める』方が楽ですよね。
楽なことはメリットでもありますが、それだけバリエーションも少ない=いつも似たような服になってしまうというデメリットにもなります。
設定の自由度を比較してみる
ループ・イフダンについて詳しく公式HPを見ていたところ、何やらトラ◯ピを意識したような解説記事がありました。
ようするにトラリピは『レンジを予想する』のに対し、ループイフダンは『値幅を選ぶ』だけで良いということですね。
なるほどなるほど。
ちなみに、値幅を選ぶ?ってどういう意味かわかります?
B15を値幅と呼びます。これが意味するものは『 0.15円間隔で買っていき、それぞれの買いポジションが0.15円分上がったら(利益が出たら)決済する 』ということです。
この数値を米ドル円の場合だと15,25,50,100の4種類から選ぶという仕様になっています。
最適な値幅はどれか?
ちなみにですが、私の検証結果では100銭=1円刻みで買うのが一番良いという結果が出ています。
ではトラリピはそんなに手間なんでしょうか?
ループイフダンと比較して明らかに違うのは注文を入れるレンジ(〇〇円〜〇〇円)を指定する点です。
その次に、レンジ内での注文間隔や本数を指定してします。ループイフダンでは注文間隔と利食い幅が同じですが、トラリピは0.15円間隔で買うけど利食い幅は1円刻みなど自由に設定できます。
この点がトラリピとループイフダンの自由度の違いです。
ループイフダンであっきんモデルの発注は可能?
ここからいよいよ質問の答えを見ていきます。いつものように先に結論を言います。
あっきんモデルの発注はできません。
理由は2つあります。
1つは、ループイフダンは〇〇円〜〇〇円で買い注文を入れるという仕様になっていないからです。それに近いもので最大ポジション数を指定するという機能はありますが。
そして、最大ポジション数を決めるのに目安資金表というツールがあります。もう少し詳しく見ていきましょう
この表を見ると米ドル円の場合は『1円刻みで買うループイフダンB100の場合は30円下がった場合までロスカットされないために必要な資金は613,800円』ということがわかります。
つまり米ドル円が110円から運用を始めると80円まで耐えるためには613,800円口座に入れておいてねということです。
これに対して、私がトラリピで実践しているやり方は米ドル円が75円でもロスカットされないような最大ポジション数を決めるというものです。
そしてもう1つループイフダンであっきんモデルの発注ができない理由は、ループイフダンの場合は上がっても下がっても最大ポジション数分だけ買うという仕様になっている点です。
例えば米ドル円を100円〜120円の間に1円刻みで買い注文を入れて、という場合で考えてみましょう。
今の米ドル円のレートが110円だとすると最大ポジション数を20にすると円高になり下落した場合は90円〜110円で買い注文を持ってしまいます。
反対に円安になり上昇した場合は110円〜130円で買い注文を持ってしまいます。
ここは絶対に知っておいてほしい!!!
少しマニアックですが、超大切なので理解しておいてください。
同じ20円のレンジ幅でポジションを持つ場合でも90円〜110円と110円〜130円ではロスカットレートが違ってきます。
よりチャートの上の方でポジションを持つ方がロスカットになるレートは高くなります。
- 90円〜110円 ロスカット約74円
- 110円〜130円 ロスカット約94円
最大ポジション数だけで考えるとこの違いは見えてきません。
私がトラリピを使っている理由
私はトラリピで運用を始めるまでは手動でいくつものIFDイフダン注文を入れて手動トラリピみたいなトレードをしてきました。
そして小さな利益を時間をかけて積み重ね、30万を1,000万まで増やすことができました。
ではなぜそんなことができたと思います?
答えは簡単で1度もロスカットされなかったからです。極端な話、500連勝しても1度のロスカットで大半の運用資金は吹っ飛びます。
だからこそ、自分が考えるポジション数を一番持った状態で何円までならロスカットされずに生き残れるか?がとても重要です。
ここがきっちりと注文を入れる前に整理できていれば相場がどうなろうと恐れることはありません。ほったらかしでも安心してトレードを任せられますね。
トラリピを使うまではそれをExcelでオリジナルの計算式を入れて求めていたのですが、トラリピにはらくトラ運用試算表やシミュレーションツールがあるので一発で答えが出ます!
これがあるから私はトラリピを気に入って使っています。トラリピは設定の自由度が高いだけでなく、リスク管理が圧倒的にしやすいというメリットがあります。
でもそんなことを言っても難しそうだなー。面倒くさっ!って思ったあなた!
これを難しいと思う人は運用に対する準備が甘いと思いますよ。運用というのは事前にリスクを把握できるからできるのであって、なんとなくやってみようではいつかコケますよ。
始めてFXをした時の自分がそんな思いで相場に入ったせいで、50万を8万にしてしまったので正しく経験者が語るです(笑)火傷をするのは私一人で十分です!!
少し長くなりましたが質問に対する答えは以上です!
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他にも質問などあれば気軽に連絡してくださいね(^o^)/ 暇なのでレスポンス早いです。