あっきんは2019/5/27に30万円でメキシコペソ円のトラリピを始めました。
2月までは順調過ぎるぐらいに順調に資産が増えていたのですが、コロナショックにより全てが変わってしまいました。正に想定外の事態です。
ただ、ロスカットせずに相場が戻るまで耐えるのがトラリピである。
ということを踏まえ、追加資金を投入し、なんとかトータルでプラスになったところで運用を辞めるところまで持っていくことができました。
運用って常に自分が思い描いたとおりにいくものではないので、想定外が起こった時にどういう対応をしてどう切り抜けたのか?という情報も大切だと思うので記録として残しておきます。
\トラリピって何?という人は先にこの記事/

目次
30万円メキシコペソ円のトラリピの歩み
30万円のメキシコペソ円のトラリピ設定は?
開始時、30万円で運用を始めたトラリピ設定とロスカットレートは以下のようにしました
この3年間は実に綺麗なレンジ相場ですね。想定ロスカットレートも史上最安値の4.878円からさらに余裕をみた4.400円としてました。
以下は実際に運用していたトラリピ設定です
コロナショック前までの運用状況は?
毎週運用実績をアップデートし、ツイートしているので履歴が残っています。以下はコロナショック前の2/24時点のツイートです
【#トラリピ 30万チャレンジ第3弾 メキシコペソ円 39週目】
こっちはカナダ円と違い、スワップも狙いつつ為替差益も取る作戦!文句なし!
期 間 5/28〜2/21
決済成立 22回
決済利益 22,000円
スワップ 13,533円
評価損益 ▲870円#あっきんペソ運用メモ pic.twitter.com/oB4nn6KyxY
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) February 24, 2020
ちょうど9ヶ月運用して、利益が35,533円で含み損が870円と素晴らしく良い成績です。
運用資金が30万円なので9ヶ月運用しただけですでに投資額に対して11%ほどの利益を得ています。売買の様子がわかるチャートも載せておきます
あっきんが別口座で運用しているカナダドル円ほど頻繁には売買されませんが、安定したパフォーマンスを出していました。
しかし・・・。あの事件により晴天から嵐に変わりました・・・。
コロナショック後の対応状況まとめ
3月、4月と暴落中に資金を追加し、トラリピ注文を追加することで利益を積み重ねることにしました。
そして10/9に全てのポジションを精算しました。以下で時系列で解説します
① 3/9 15万円追加入金
コロナショックが起きるまでのメキシコペソ円の史上最安値は4.878円でした。その価格を3/9に下回ってきたのです。
そこで、このまま暴落すると自分のトラリピメキシコペソ口座は何円でロスカットになるのか?をシミュレーション機能を使って把握しました。
その結果、4.14円でロスカットになることがわかりました。
これだと枕を高くして寝ることができないと考え、15万円を入金することにしました。試算ではこれによりロスカットレートが3.49円になることが確認できたからです。
イメージはこんな感じです
これによりさらに相場が下がったとしてもロスカットになる可能性は随分低くなったのでしばらく様子をみることにしました。
この時の検討内容は以下の記事でまとめています

② 4/9 65万円追加入金&トラリピ追加
4/9にペソのスワップポイント狙いで一括投資していた2つの口座で損切りをしたことで65万円の資金が浮いてきました。損切り時のツイートです
\みんなのFX口座/
投資合計:50.8万
スワップ: 6.8万
損 失:24.1万
残 額:33.5万
口座推移:17.3万減(34%減)↓※今後は使用予定なし pic.twitter.com/gklSUUY31x
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) April 9, 2020
あっきん
そして4/9に65万円を入金し、以下のように当初発注したトラリピの下に新しいトラリピを追加しました
資金が65万円とわりと潤沢にあったのでシミュレーション機能を使って、今保有しているポジション(黒い線)と新たに追加するトラリピ(赤い線)と合わせたもので想定ロスカットレート3.0円となるようにしました。
過去の暴落率を参考にして決めました
リーマン・ショックのときが高値から48%下落しているので今回もその水準を目安としたいので高値6.0円からの50%減=3.0円のロスカットレートとしました。
このトラリピだと4.00円〜4.75円までは0.05円間隔で2,000通貨買い注文を並べているのでこの範囲で上下するとわりと利益が出るかなと考えています。
③ 5/29 トラリピ設定変更
下に追加したレンジ上限である4.8円を上に抜けてきたのでトラリピ設定を5/29に見直しました。
トラリピ設定は以下のようになりました
あまり一気に上がると利益が積み重ならないので4.3円〜5.3円の間でウロウロして利益を積み重ねるのを見届けたいと思います。
④ 10/9 トラリピ全決済
_人人人人人人人人人人人_
> メキシコペソ運用終了 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄トラリピのメキシコペソ口座を全決済!資金追加で耐えてトータルプラスにもってこれたので一旦終了。これでまとまった資金を回収できたから良しとする👍
ペソの #ピラミッド積立 は継続していく。 https://t.co/PVQ9n7BX6Y pic.twitter.com/OTlgtYxptt
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) October 9, 2020
ポジションを全て決済したことでトータルの運用損益は110万円投資して+17,802円の利益という結果になりました。
運用してきた501日で利益と含み損がどう変化したかをグラフにしてみました
3月、4月と立て続けに資金を追加してロスカットを回避しながらもトラリピを追加したのでその後利益が少しずつですが増えているのがわかります。
反対にロスカットを回避するだけの資金追加であれば10/9時点においてもトータルでマイナスになっていました。
つまり、資金を追加したことで早くにトータルでプラスにもっていくことができ、全決済することで資金をより早く回収することができたわけです。
なぜこのタイミングで全決済したのか?
① スワップの魅力がなくなっている
マネースクエアでメキシコペソが運用できるようになったのが2019/5/26です。
この時は1万通貨あたり11円のスワップが付与されていました。
それが、2020/3以降のコロナショックにより世界的に利下げモードに突入してしまったことでそのスワップも3円(2020/10/9現在)まで下がってしまいました。
トラリピでリピートさせながら利益も取りつつ、保有ポジでスワップも貰えるというのが魅力だったのですが、その前提が崩れたので撤退することにしました。
② トータルでプラスになった
これはわかりやすいですね。
メキシコペソがジワジワ上がってきたので含み損も減り、利益と含み損の合計でプラス圏内になったので全決済するには都合が良かったんです。
ここからさらにペソが上昇する、もしくは、5.0円付近でウロウロすることでトータル損益のプラスも増えることも想定されますが、その反対もあり得るので思い切って全決済しました。
③ ピラミッド積立が順調
安値圏で推移しているメキシコペソを毎月5万円ずつ資金を追加して買い増ししています。
狙い通りこちらが好調なので引き続き継続していくためにも運用資金が必要なのでトラリピ口座から資金を回収して今後はそちらに資金を流していきます。
ピラミッド積立はこちらで解説しています

④ トラリピ豪ドルNZドルの運用開始
たまたまですが、10/12(月)から新たに豪ドルNZドルの運用を開始します。
トラリピ史上最強通貨との声も聞こえてきます。そちらの運用記録を毎週付けていくので運用口座を整理したかったというのも理由としてあります。
思いっきり個人的な理由ですが、何かと時間を取られるので(笑)

この他にも好調過ぎるぐらい好調なカナダドル円で運用している以下の2つの口座は引き続き運用しながら毎週更新していきます


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