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【検証】あっきん父のトラリピ年金口座はやっぱり優秀!?レンジの違いで利益はこれだけ違う!

【検証】あっきん父のトラリピ年金口座はやっぱり優秀!?レンジの違いで利益はこれだけ違う!
あっきん

 

夏休みをいかがお過ごしでしょうか?

コロナが無ければあっきんはお盆に金沢に帰省する友人に会うために一人旅行をするというのが毎年の習慣になっていたのですが昨年に引き続き奈良でおとなしくしています。

とは言え、子供たちが元気なのが何よりの幸せです✨

 

 

さて、本題です。

すでに定年退職をして年金とは別にまとまったお金をトラリピで運用してリアルに賃貸マンションの賃料を運用益で払っているあっきん父の口座が好調です。

この2021年は過去25年で最も値動きの少ない相場になる予感がプンプンしているのですが、その割にはリスクを抑えつつも十分なリターンをだしています。

この口座の設定はトラリピ30万チャレンジのNZドル米ドル口座、あっきん3000万口座と比べてあるアレンジが入っています。後出しなのであえてそうしています。

あっきん父のトラリピ年金口座の実績 

 

 

違いは2つのレンジで運用している点です。

この点について今まで詳しく解説していなかったのですが、設定を考える際に参考になる部分が多いと思うので運用を振り返ってみました。

また、これを見て自分でもNZドル米ドルの売りトラリピを仕掛けられるように設定の考え方も載せておきます。わからないことがあれば遠慮なく質問箱やSNSで聞いてください!

 

基本となるトラリピ設定を解説。

まずはトラリピ30万チャレンジ口座あっきん3000万口座で採用している基本のトラリピ設定を解説します。

広い範囲にドーンと売りトラリピを仕掛けているのでワイドレンジのトラリピと名付けることにします 

 

ワイドレンジのトラリピ

 

想定ロスカットレートは史上最高値の0.890ドルにしています。リスクは十分抑えられていると言えるでしょう。

このレンジに突入したのが2020/11/11なのでそれ以降のチャートにトラリピを仕掛けている範囲を被せるとこうなります 

 

2021年の値動き

 

仕掛けたレンジの真ん中より下の方で9ヶ月間ウロウロしていたということです。

例えばこの期間に100万円でワイドレンジ(0.69〜0.78)にトラリピを仕掛けていたらいくら利益が出たでしょうか?

投資資金と仕掛ける範囲、ロスカットレートが出ているのであとはトラリピ運用試算表でトラップ本数を求めるだけです。

スマホアプリでの試算結果です 

 

トラリピ運用試算表の結果

 

ロスカットレートが0.89以上となるトラップ本数を求めたところ40という答えがでました。

 

[open title=’なんでドル円レート130円なの?’]

過去のNZドル米ドルとドル円のチャートを見比べるとNZドル米ドルが0.8ドル台にいるときにドル円が125円を記録したことがあります。

今後このようなことが100%起きないと言い切れないので安全側の数字を採用しています 

 

ドル円チャート

 

[/open]

 

念のため100万円で発注するときの注文画面も載せておきます 

 

100万円注文画面

 

これで基本となるワイドレンジの100万円トラリピの解説は終わりです。

 

コアレンジのトラリピ設定は?

同じ100万円のトラリピでも仕掛ける範囲を狭くするとぎゅっと密度の高いトラリピになるのでレンジ内で推移した場合は利益が多くなる傾向があります。

これを使っているのがあっきん父のトラリピ年金口座でコアレンジ(0.69〜0.74)に仕掛けています 

 

コアレンジに仕掛けたトラリピ

 

想定ロスカットレートはワイドレンジと同じ0.89ドルとしています。

想定ロスカットを変えてしまうと運用リスクが変わり、リターンを比較する際の条件が違ってくるので同じリスクで運用するためにロスカット値は同じにしています。

コアレンジのトラリピで運用する場合のトラップ本数を求めた結果、36となりました 

 

コアレンジのトラップ本数

 

注文画面はこうなります 

 

コアレンジの注文画面

 

ワイドレンジの注文内容と比べるとレンジとトラップ本数が変わっただけですね。

 

トラリピのレンジの違いで利益はこれだけ違う!

それではここからワイドレンジとコアレンジのトラリピを運用した場合どれだけ利益に差がでるのかバックテストしてみたいと思います。

使ったのはトライオートFXのビルダー機能です。やり方は以前この記事で解説しています 

 

[card2 id=”42633″]

 

ワイドレンジのトラリピの場合

ワイドレンジのトラリピ

レンジ内で推移した2020/11/11〜2021/8/10までの9ヶ月の運用実績は以下のとおりです 

 

[list class=”li-chevron”]

  • 運用期間 :  9ヶ月
  • 累計利益 :  60,218円
  • 最大評価損: -72,890円
  • 年利回り :         8.0%

[/list]

 

9ヶ月間の運用なので1年間に換算すると年利回りは8.0%となりました。目標とする10%の運用にはなりませんでした。

 

コアレンジのトラリピの場合

コアレンジのトラリピ

レンジ内で推移した2020/11/11〜2021/8/10までの9ヶ月の運用実績は以下のとおりです 

 

[list class=”li-chevron”]

  • 運用期間 :    9ヶ月
  • 累計利益 :    91,078円
  • 最大評価損: -115,821円
  • 年利回り :        12.1%

[/list]

 

1年の利回りに換算したところ12.1%となり、ワイドレンジよりも1.5利回りがUPしました✨

 

ワイドレンジとコアレンジを組合せた場合

あっきん父のトラリピ年金口座のようにワイドレンジとコアレンジを組み合わせるとどうなるでしょうか。

試算するまでもなく単純に上記の100万円の設定をそれぞれ50万円の設定にして運用するだけです。具体的にはトラップ本数を半分にするだけです。

結果を表にまとめてみました 

 

試算結果

 

表の一番右の列がワイドとコアを組合せたトラリピで、たまたまですがきれいに年利回りが10.0%となりました。

 

改めてトラリピ年金口座の設定を見ると。

設定を考える際にワイドとコアを組み合わせると10%前後かなー。相場次第では12%ぐらいかなーと思いながら父のトラリピ設定を考えました 

 

あっきん父のトラリピプラン

 

上記は現在トラリピ年金口座で運用している設定そのものです。

補足しておきたい点はロスカットを100万円トラリピで採用している0.89ドルではなく、0.90ドルとしている点です。よりリスクを抑えています。

あっきんは資金が大きくなるほどロスカットに余裕を持たせてよりローリスクな運用をするように心がけています。

 

運用資金と想定ロスカットの目安は以下の表で整理しています 

 

運用資金とロスカットレートの関係

 

例えば100万円のワイドレンジだとロスカットを0.89から0.90ドルにするとトラップ本数が40本から38本に減ります。

この本数の差がそのままリターンに直結します。計算すると8%だった年利回りが7.6%に減少しました。リスクを抑えた分リターンが減りました。

ちなみに3000万円もの大金で運用しているあっきんの法人口座のロスカットレートはこうなっています 

 

最新のトラリピ設定概要図

 

0.96ドルです。

先ほどの表で決めたルールを厳格に守っています。100万円プランのロスカット0.89ドルとどれだけ違うかというとこんな感じになります 

 

想定ロスカットの違い

 

こうして見ると結構な差がありますね。

 

素朴な疑問

素朴な疑問

ここまでつらつら解説してきましたが、素朴な疑問が聞こえてきそうなので先に書いておきます。

 

コアレンジだけにしたら?

パフォーマンスだけ見るとコアレンジにしておくほうが良いのは明らかです。

ただ、コアレンジのデメリットとして価格が上がった時に含み損が早く増えます。バックテストを比較してみましょう 

 

バックテスト結果の比較

 

運用金額100万円でこの9ヶ月で最も含み損が増えたのがワイドレンジだと7万円で、コアレンジだと11万円です。

もっと価格が上がったときはよりこの差が大きくなります。ですが、ロスカットレート同じなのでコアレンジの方が危険とかではありません。

また、レンジを狭くするほどレンジから外れて含み損を抱えたまま何も決済が成立しない期間が発生する確率が高くなります。

 

このデメリットとリターンが良いというメリットを天秤にかけてどうかという判断ですね。

そういう意味ではワイドレンジとコアレンジを組み合わせるというのは良いとこ取りの戦略ともいえ、やりやすいと思います。

 

いくらからできる?

ワイドとコアを組み合わせたトラリピ年金口座の最低資金の目安は60万円です。設定はこうなります 

 

トラリピ年金口座の設定

 

始めに30万円で始めて毎月2万円をトッピングしていくと15ヶ月以内には口座残高が60万円になるのでそのタイミングで上記設定にスイッチしてもいいでしょう。

 

最後に。

最後に。

あっきんがリーマンショックのさなかロスカットにならずに生き残れたのは想定ロスカットにかなりの余裕をもたせておいたからです。

ドル円の買いで手動トラリピをしていたのですが、価格が半分になっても耐えられるようにということでロスカットを60円台にしていました。

そしてその後の回復相場でトッピングリピートを併用して大きく利益を出すことができました。

 

この経験からリターンを狙い過ぎない=そこそこの利益で満足することでいつかお化けがでてきたとしても相場から逃げださずに生き残り続けられるということを学びました。

また、あっきんの理想とする運用は運が良ければ短期間で稼げるというものではなく、時間さえかければ確率高く誰でもそこそこ稼げるという運用です。

そこそこ年利10をイメージしています。

今回紹介したワイドレンジとコアレンジを組み合わせる戦略はロスカットレートを変えていないのでリスクは同じです。でも、より高いリターンも狙えるので十分使えるものです。

 

この記事を最後まで読んでくれたあなたにとって心地よいと思える設定を模索してみてくださいね!

 

8/16追記。この記事を書いたあとにやっぱりワイド&コアの組み合わせが良いなと思ったので30万口座、3000万口座ともに設定変更しました 

 

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