【検証】あっきん父のトラリピ年金口座はやっぱり優秀!?レンジの違いで利益はこれだけ違う!

夏休みをいかがお過ごしでしょうか?
コロナが無ければあっきんはお盆に金沢に帰省する友人に会うために一人旅行をするというのが毎年の習慣になっていたのですが昨年に引き続き奈良でおとなしくしています。
とは言え、子供たちが元気なのが何よりの幸せです✨
久しぶりの外食‼️お盆はテニスの習い事以外はどこにも行かへんから練習終わりにココス😊娘は謎にココスのうどんが一番美味しいらしい。息子はようやく大人のメニュー頼むようになって成長を感じるわ。
コロナはまだ終息しーひんけど子供たちが笑顔でご飯食べてくれたらそれだけで幸せ✨ pic.twitter.com/uj1kHQ3BWE
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) August 11, 2021
さて、本題です。
すでに定年退職をして年金とは別にまとまったお金をトラリピで運用してリアルに賃貸マンションの賃料を運用益で払っているあっきん父の口座が好調です。
この2021年は過去25年で最も値動きの少ない相場になる予感がプンプンしているのですが、その割にはリスクを抑えつつも十分なリターンをだしています。
この口座の設定はトラリピ30万チャレンジのNZドル米ドル口座、あっきん3000万口座と比べてあるアレンジが入っています。後出しなのであえてそうしています。
あっきん父のトラリピ年金口座の実績
■ #トラリピ年金 221日目
あっきん父が466万円を原資に年利10%で運用して家賃の一部4万円をトラリピの収益で毎月払えるか検証中!
8ヶ月目の第2週は4,399円の利益と週平均の11,400円を下回る。さてさて今月は4万円超えられるか😂
設定など詳しくは→https://t.co/zSf8gPWAhP pic.twitter.com/T2eEXPArjH
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) August 8, 2021
違いは2つのレンジで運用している点です。
この点について今まで詳しく解説していなかったのですが、設定を考える際に参考になる部分が多いと思うので運用を振り返ってみました。
また、これを見て自分でもNZドル米ドルの売りトラリピを仕掛けられるように設定の考え方も載せておきます。わからないことがあれば遠慮なく質問箱やSNSで聞いてください!
基本となるトラリピ設定を解説。
まずはトラリピ30万チャレンジ口座やあっきん3000万口座で採用している基本のトラリピ設定を解説します。
広い範囲にドーンと売りトラリピを仕掛けているのでワイドレンジのトラリピと名付けることにします
想定ロスカットレートは史上最高値の0.890ドルにしています。リスクは十分抑えられていると言えるでしょう。
このレンジに突入したのが2020/11/11なのでそれ以降のチャートにトラリピを仕掛けている範囲を被せるとこうなります
仕掛けたレンジの真ん中より下の方で9ヶ月間ウロウロしていたということです。
例えばこの期間に100万円でワイドレンジ(0.69〜0.78)にトラリピを仕掛けていたらいくら利益が出たでしょうか?
投資資金と仕掛ける範囲、ロスカットレートが出ているのであとはトラリピ運用試算表でトラップ本数を求めるだけです。
スマホアプリでの試算結果です
ロスカットレートが0.89以上となるトラップ本数を求めたところ40本という答えがでました。
[open title=’なんでドル円レート130円なの?’]
過去のNZドル米ドルとドル円のチャートを見比べるとNZドル米ドルが0.8ドル台にいるときにドル円が125円を記録したことがあります。
今後このようなことが100%起きないと言い切れないので安全側の数字を採用しています
[/open]
念のため100万円で発注するときの注文画面も載せておきます
これで基本となるワイドレンジの100万円トラリピの解説は終わりです。
コアレンジのトラリピ設定は?
同じ100万円のトラリピでも仕掛ける範囲を狭くするとぎゅっと密度の高いトラリピになるのでレンジ内で推移した場合は利益が多くなる傾向があります。
これを使っているのがあっきん父のトラリピ年金口座でコアレンジ(0.69〜0.74)に仕掛けています
想定ロスカットレートはワイドレンジと同じ0.89ドルとしています。
想定ロスカットを変えてしまうと運用リスクが変わり、リターンを比較する際の条件が違ってくるので同じリスクで運用するためにロスカット値は同じにしています。
コアレンジのトラリピで運用する場合のトラップ本数を求めた結果、36本となりました
注文画面はこうなります
ワイドレンジの注文内容と比べるとレンジとトラップ本数が変わっただけですね。
トラリピのレンジの違いで利益はこれだけ違う!
それではここからワイドレンジとコアレンジのトラリピを運用した場合どれだけ利益に差がでるのかバックテストしてみたいと思います。
使ったのはトライオートFXのビルダー機能です。やり方は以前この記事で解説しています
[card2 id=”42633″]
ワイドレンジのトラリピの場合
レンジ内で推移した2020/11/11〜2021/8/10までの9ヶ月の運用実績は以下のとおりです
[list class=”li-chevron”]
- 運用期間 : 9ヶ月
- 累計利益 : 60,218円
- 最大評価損: -72,890円
- 年利回り : 8.0%
[/list]
9ヶ月間の運用なので1年間に換算すると年利回りは8.0%となりました。目標とする10%の運用にはなりませんでした。
コアレンジのトラリピの場合
レンジ内で推移した2020/11/11〜2021/8/10までの9ヶ月の運用実績は以下のとおりです
[list class=”li-chevron”]
- 運用期間 : 9ヶ月
- 累計利益 : 91,078円
- 最大評価損: -115,821円
- 年利回り : 12.1%
[/list]
1年の利回りに換算したところ12.1%となり、ワイドレンジよりも1.5倍も利回りがUPしました✨
ワイドレンジとコアレンジを組合せた場合
あっきん父のトラリピ年金口座のようにワイドレンジとコアレンジを組み合わせるとどうなるでしょうか。
試算するまでもなく単純に上記の100万円の設定をそれぞれ50万円の設定にして運用するだけです。具体的にはトラップ本数を半分にするだけです。
結果を表にまとめてみました
表の一番右の列がワイドとコアを組合せたトラリピで、たまたまですがきれいに年利回りが10.0%となりました。
改めてトラリピ年金口座の設定を見ると。
設定を考える際にワイドとコアを組み合わせると10%前後かなー。相場次第では12%ぐらいかなーと思いながら父のトラリピ設定を考えました
上記は現在トラリピ年金口座で運用している設定そのものです。
補足しておきたい点はロスカットを100万円トラリピで採用している0.89ドルではなく、0.90ドルとしている点です。よりリスクを抑えています。
あっきんは資金が大きくなるほどロスカットに余裕を持たせてよりローリスクな運用をするように心がけています。
運用資金と想定ロスカットの目安は以下の表で整理しています
例えば100万円のワイドレンジだとロスカットを0.89から0.90ドルにするとトラップ本数が40本から38本に減ります。
この本数の差がそのままリターンに直結します。計算すると8%だった年利回りが7.6%に減少しました。リスクを抑えた分リターンが減りました。
ちなみに3000万円もの大金で運用しているあっきんの法人口座のロスカットレートはこうなっています
0.96ドルです。
先ほどの表で決めたルールを厳格に守っています。100万円プランのロスカット0.89ドルとどれだけ違うかというとこんな感じになります
こうして見ると結構な差がありますね。
素朴な疑問
ここまでつらつら解説してきましたが、素朴な疑問が聞こえてきそうなので先に書いておきます。
コアレンジだけにしたら?
パフォーマンスだけ見るとコアレンジにしておくほうが良いのは明らかです。
ただ、コアレンジのデメリットとして価格が上がった時に含み損が早く増えます。バックテストを比較してみましょう
運用金額100万円でこの9ヶ月で最も含み損が増えたのがワイドレンジだと約7万円で、コアレンジだと約11万円です。
もっと価格が上がったときはよりこの差が大きくなります。ですが、ロスカットレートは同じなのでコアレンジの方が危険とかではありません。
また、レンジを狭くするほどレンジから外れて含み損を抱えたまま何も決済が成立しない期間が発生する確率が高くなります。
このデメリットとリターンが良いというメリットを天秤にかけてどうかという判断ですね。
そういう意味ではワイドレンジとコアレンジを組み合わせるというのは良いとこ取りの戦略ともいえ、やりやすいと思います。
いくらからできる?
ワイドとコアを組み合わせたトラリピ年金口座の最低資金の目安は60万円です。設定はこうなります
始めに30万円で始めて毎月2万円をトッピングしていくと15ヶ月以内には口座残高が60万円になるのでそのタイミングで上記設定にスイッチしてもいいでしょう。
最後に。
あっきんがリーマンショックのさなかロスカットにならずに生き残れたのは想定ロスカットにかなりの余裕をもたせておいたからです。
ドル円の買いで手動トラリピをしていたのですが、価格が半分になっても耐えられるようにということでロスカットを60円台にしていました。
そしてその後の回復相場でトッピングリピートを併用して大きく利益を出すことができました。
この経験からリターンを狙い過ぎない=そこそこの利益で満足することでいつかお化けがでてきたとしても相場から逃げださずに生き残り続けられるということを学びました。
また、あっきんの理想とする運用は運が良ければ短期間で稼げるというものではなく、時間さえかければ確率高く誰でもそこそこ稼げるという運用です。
そこそこは年利10%をイメージしています。
今回紹介したワイドレンジとコアレンジを組み合わせる戦略はロスカットレートを変えていないのでリスクは同じです。でも、より高いリターンも狙えるので十分使えるものです。
この記事を最後まで読んでくれたあなたにとって心地よいと思える設定を模索してみてくださいね!
8/16追記。この記事を書いたあとにやっぱりワイド&コアの組み合わせが良いなと思ったので30万口座、3000万口座ともに設定変更しました
[card2 id=”42973″]
\トラリピのお得な口座開設はココから/
特典付きの口座開設の詳細は トラリピの期間限定キャンペーンの記事へ。
関連記事です。
トラリピ年金口座の運用実績はこの記事を毎週更新しています。
[card2 id=”40473″]
基本となるワイドレンジで毎月2万円ずつ資金を足しながらコツコツ増やしている30万チャレンジ口座はこの記事で紹介しています。
[card2 id=”3164″]
同じワイドレンジでもより大きな資金で運用するとこうなるというのがリアルにわかるのが3000万口座です。
[card2 id=”16748″]
あっきんはブログ以外にもツイッターやインスタ、YouTubeで発信しています。気軽にコメントくださいね!返信めちゃ早いです(^o^)/
SNSのアカウントはココにまとめています。
タイムリーな情報はツイッターで配信中です。フォローしてみよう(^o^)/