トラリピのパフォーマンスを追求していくと広い範囲を狙うワイドレンジのトラリピと狭い範囲を狙うコアレンジのトラリピを仕掛けてみては?という疑問がでてきます。
実例としてあっきん父のトラリピでは2020年の1年間以下のようなトラリピを仕掛けていました
330万円の資金で運用して利益が53万円だったので年利換算すると16.1%でした。
目標とする利回りが10%なので十分過ぎる結果がでました。
※父のトラリピはこの記事で解説

こんな質問いただきました!
300万円で仕掛けるのかワイドレンジで250万円、コアレンジで50万円仕掛けるのがいいのか?という質問ですね。
この質問をいただいて、なんとなくワイド&コアで仕掛けるほうがいいんじゃないの?って思ったのですが、根拠がなかったんです・・。
そして、割振りとして250万+50万がいいのか、200万+100万がいいのかもどうなんだろ?って疑問も自分の中でわいてきました。
そこで、100万円を割り振っていくつかのパターンでバックテストをすることにしました。
トラリピの検証結果を公開!
カナダドル円で2018/1〜2020/12までの3年間を100万円で運用した場合で考えてみました。
ワイドとコアの資金割振りを上記表のようにしました。
また、ワイドレンジは30万チャレンジ口座と同じもので、コアレンジはこの3年間の値動きをそこそこ捉えられる範囲の80円〜84円としました。
3年間で1番利益が出たのは?
いきなり結論です!見事1位を勝ち取った割振りはこれでした!!
50万円ずつに割り振ったパターン①が最も利益がでた設定でした。
で、す、が・・・。
驚いたのはパターン①〜⑤で結果がほとんど変わらないという点です。
各年ごとの実績は?
これだけだと分析しにくいので各年毎の利益も表にしてみました
2019年は過去25年で最も値動きがなかった年なのでコアレンジに資金を多く割り振っていたパターン①が最も利益がでました。
でも、これはたまたまコアレンジ内でウロウロしただけと考えるのがいいでしょう。
そうであれば、何も考えなくてもパターン⑤のようにワイドレンジだけに仕掛けていれば3回中2回で最も利益がでたことに注目すべきではないでしょうか?
まとめ。
1年毎だと仕掛け方によってパフォーマンスに差はあったものの、3年間の合計だとそれほど差がないという結果がでました。
私の場合は年単位で運用していくことを前提として設定を組むのでこの3年間のデータに重きをおきたいと思います。
そうすると平均点が取れそうなパターン⑤のワイドレンジのみというのがシンプルですし、好みではあります。
また、データをまとめるにあたって純粋にカナダドル円を同じ設定で3年間放置したらどれだけ利益がでたのか?というのも気になっていました。
結果、ワイドレンジのみのパターン⑤では3年間で100万円を元手に運用した利益が40万円、利回り13.4%というものでした。
利益を再投資していけばもう少し増えたでしょうが、十分な実績ですね!
このデータを見てますますトラリピっていいなーと惚れ直しました!なのでこの調子で無理せず続けていきたいと思います。
この結果を踏まえ、30万チャレンジ口座の設定はワイドレンジのみでの運用にしたいと思います。
関連記事です。
3年目に突入したトラリピ30万チャレンジ【カナダドル円】の設定はこの記事で解説しています。

より少ない資金でトラリピを始めるなら?という視点で考えたのが以下の設定です。

最近よく質問をいただくのがユーロ円売りを併用したあっきん姉の200万口座の設定です。

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