【実演】トラリピを見直したくなったから一旦損切り!その時どう考えたか?今後は?

ここでは30万チャレンジ第2弾と題して2019/3/4〜2019/11/29まで運用していたNZD/USDの口座を例に途中でトラリピを辞める方法を完結にまとめておきます。
また、合わせて2000万円で運用しているあっきん口座の行く末についても後半で解説しています。
このトラリピを辞めようと思った理由はここに書いています。一言で言うとマイナススワップによるダメージが大きいからです。
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現状のトラリピ設定を確認!
運用していたトラリピ設定のパフォーマンスを確認しておきます
運用開始時に入金した30万円に加え、トッピングリピートによる毎月2万円の入金があるのでトータルの投資額は46万円です。
運用期間9ヶ月で得た利益は12,101円で、現時点の含み損は▲30,702円です。
この状態で週明けの月曜日に全てのポジションを手仕舞いする(損切りする)と差し引き18,601円の損失ということになります。
それとは別にそのうち相場も戻ってくるだろうと考え、今のポジションを維持するのに必要な資金を計算し、残りの金額で新しい設定で運用するという考えもあります。
ただし、細かい話をするともっている期間に応じてマイナススワップで口座残高が削られていくのでその分も余裕資金として見込んでおきたいところです。
例えば現在のNZD/USDだと毎週570円ほどマイナススワップで削られるので1ヶ月あたり2,500円ほど削られていくことを頭にいれておく必要があります。
上記は30万チャレンジの毎週の運用実績です。11/29の週は決済がなかったのでマイナススワップで570円減ったことがわかります。
相場が動かなければ同じように毎週570円ずつ減っていくことになります。
トラリピを塩漬けするにはいくら必要?
既存のポジションをそのまま保有しながら残った資金で別の運用をしようという選択肢もあります。
そのためにはトラリピを塩漬けにするのにはいくら必要かを求めておく必要があります。その方法を解説します。
まず、トラリピのシミュレーションツールを使用します。これはPC画面で利用できます。
手順を解説していきますね!まず、メニューから選択します
すると以下のような画面が出てきます
ここでわかる情報は右下のロスカットレートが重要です。
この意味は、現在保有しているポジションのまま相場が下がっていったときに0.38910ドルでロスカットになるよということです。
この運用を始めたときのロスカットラインは0.48ドルだったので今の口座残高だと余裕があり過ぎるということになります。なのでもう少し出金しても大丈夫そうです。
そこで、シミュレーションの出金してみる(画面左上のボタン)を使って少しずつ口座のお金を減らしていき、ロスカットレートが0.48近くになるようにします。
実際に少しずつ出金すると以下のような画面になりました
合計で14万出金した時点でロスカットレートが0.47790ドルになりました!
口座残高は約46万なので14万出金した残り32万あれば塩漬けにしておいてもロスカットにならなさそうということがわかりました。
ただ、毎月マイナススワップで2,500円引かれるのであと2万ぐらいは口座に残しておきたいので、14万から2万を差し引いた12万が出金できる金額としたいと思います。
既存のトラリピポジションは全部損切り!
みなさんはどういう判断をするでしょうか?
約9ヶ月運用して12,000円の利益を得たけど含み損が▲30,702円ある。今、週明けの月曜日に全決済するとトータルの損失が▲18,601円になる。
この約2万円の損失を惜しいと考えるのか、2万円減らしたとしても残った44万円を新たに運用して取り返した方が早いと考えるかですね。
悩ましい・・・
今後すんなりNZD/USDが0.68ドル付近まで上がっていけば含み損は無くなります。でもいつそうなるかは不確定な要素です。また、その間に少しずつマイナススワップも削られます。
反対にここからさらに相場が下がっていけばさらに含み損も拡大します・・・。
そう考えると2万円の運用損を出すことは確かに惜しいのですが、将来の不確定な要素を排除するという意味では口座に残る資金がそれなりに大きいことも考慮するとそれほど大きな損切りとはならないと私は思います。
そんなこんなで、12/2(月)に相場がオープンした時点で成行で保有しているポジションを全て手仕舞いしたいと思います!
元からマイナススワップになる通貨ペアはやらなきゃ良かったんじゃ・・・という突っ込みが聞こえてきそうですよね。はい。見込みが甘かったです(泣)
ただ相場が動かないからそもそもマイナススワップが身に染みるということも言えます。こればっかりはどうしようもないですが・・・。
ちなみに、2019年の相場は歴史的に見ても値動きが少ない年だったということになりそうです
あと1ヶ月で2019年も終わりか〜。このままの水準で米ドル/円が年末迎えるとこの25年で最も高低差のなかった年になる・・異常(^_^;)
◯高低差低い順
1位 2019(104.45-112.40)約8円💦
2位 2018(104.64-114.55)
3位 2011(75.54-85.52)
4位 2015(115.85-125.85)
25位1998(111.53-147.63) pic.twitter.com/pdF59GjoUT— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) November 30, 2019
ポジションを全決済するときの手順もリアル口座のものを明日、月曜日にこの記事に追記しますね!
あっきんの2000万口座はどうするのか?
以下は12/1(日)時点のあっきんの2000万口座の口座残高、ポジション状況です
通貨分散効果を期待してこのような運用になっているのですが、カナダ円以外は期待したパフォーマンスが得られていません・・。
そこで12月からは新しいトラリピ設定にします!!
対応について色々悩んだのですが、このakilogではあっきんの設定で運用した実績を読者の皆さまにありのままで見ていただくという目的も多分にあるので一旦全部手仕舞いします!
カナダ円だけ残すという手もあるのですが、今後の運用実績報告もまとまりが悪くなるので一旦仕切り直します。
そうなると120万ほどの損失が出るわけですが金額の大きさにギョッとする人もいますよね。でも元本が2,400万円なんです。24で割ると100万円の元本で5万円の損失を計上するのと同じです。
割合で見るとあながち無茶な金額でもないですよね(笑)
もう少しパフォーマンスの話を書いておくと単純計算で2400万円をカナダ円で運用していたらどうなったでしょうか?30万チャレンジのリアル運用実績を紹介します
この実績は30万にトッピングリピート分20万を加えた50万での運用結果です。利益は5万です。
極端な話、2400万で同じ設定をしていれば50万の48倍なので344日時点で利益は5万×48倍=240万です。今回の損失分の120万は超ざっくり計算で半年で取り返せそうですね。
そう考えると一時的な損失は確かにダメージは受けますが、それよりも毎日、心穏やかに過ごせるトラリピ設定になるメリットの方が大きいように感じます。
※実際には運用するのは新しい設定なので若干第1弾のカナダ円の設定とは異なります。詳細は12月中に公開される限定レポートを見てください。
更新の日は現在調整中なので決まり次第、ツイッターなどでお知らせします!
ということで悩みに悩み抜いた結果、潔く一旦仕切り直しという選択をしました(^o^)/
今回の損切りに対していただいたコメント
この記事を12/1(日)の21:00頃公開したのですが、思いのほかたくさんの方からコメントをいただきました!多くはLINE@なのですが、ツイッター分を一部紹介させていただきますね!
このように同じようにトラリピをされている方からの生の声をいただくのはとても参考になります。感謝(^o^)/
私が投資を始めたきっかけの、
あっきんさんのブログです❣️
夫婦共にお世話になってます😊NZD/USDペアは
私自身迷ってましたが
師匠のブログで決心できました✨よりパフォーマンス良いものに、
投資家自身も変化していく事が
大事です🌈#トラリピ https://t.co/UhgXb2AWss— 江藤@40代【よっぴ式三期生】 (@Eto_fuyuki) December 1, 2019
いつもtwitter、ブログ拝見しております。私もNZD/USD運用しており同じように悩まされております。通貨の分散の観点で持っておきたいのですが。。。ジレンマです。笑
せめてもう少し間隔広めで持っておけばよかったーーーーーー https://t.co/PeZ3SfY5G6— マッスルインベスターX (@muscleinvestorX) December 1, 2019
私が感じた通貨分散のジレンマを同じように感じられているという率直な感想ですね!共感してくれる人がいると嬉しいですね!
一気に損切りとは大胆なw
でも含み損を抱えた状況で、決済利益が出ているから税金払うこと考えると、損切りした方が良いのは間違い無いですね。
私も先月から段階的に損切りを進めており、後1~2回位で終わりそうです。損切り額は150万前後になりそう。— Isao Harada@ポケモンGo青TL40 (@cheepao) December 1, 2019
合計損益トントンの100万プランは今の損切りが有効だと思います🤔
なによりも、“確定申告で実現損益に対して納税後にやっぱり損切り”が最悪のシナリオなので、トントンで手仕舞いできるうちに仕切り直しがベストな気がします。
(´-`).。oO(鈴さんプラン分が痛えw) https://t.co/oEYqS880pl pic.twitter.com/XA9Y0dkm7K
— BKねこ (@neko_tktk) December 1, 2019
私も今月、税金対策でトラリピ のNZD/USDを損切りする予定です。 https://t.co/KuMjd8ZVgk
— たんさん@不労所得目指す会計士👨💼兼投資家ブロガー (@tansan_asset) December 1, 2019
トラリピを損切りして綺麗に手仕舞いする方法
トラリピ歴4年と言えども基本はほったらかしなので滅多にポジションを触らないので少し緊張しました。
でもシステムがなんだかバージョンアップされててすぐに作業完了できました!
スマホアプリで実行しました。トラリピ管理表から削除したい設定を選んで削除をします。既存ポジションの決済まで選べるようになっているんですね(笑)
全手順の画像はこちらです
予定通り12/2(月)に#トラリピ 30万チャレンジ第2弾のNZD/USD口座を全部損切り!
投資額460,000円が442,076円になったというオチで一旦この運用は終了!スッキリ(^o^)/ pic.twitter.com/wvtaGrJ440
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) December 1, 2019
このあとにトラリピ2000万口座も勢いにのって既存ポジションを削除しました。直後の記念ツイートはこちら
#トラリピ 2000万口座も損切り完了!
2,000万で始めて毎月20万足してたから投資元本は2,300万。
損切りして口座残高は2,285万に。15万の損よりも1年ちょっと運用して増えてない機会損失の方が痛いけど元本がしっかり残っているから良しとする!
それよりも「ここからどうするか?」が大切! pic.twitter.com/qAJj2rMFK1
— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) December 2, 2019
この後運用を始めたカナダドル円1本のトラリピ設定の秘密は限定レポートに記載しています。合わせて期間限定のキャンペーンも実施しています!
\トラリピのお得な口座開設はココから/
特典付きの口座開設の詳細は トラリピの期間限定キャンペーンの記事へ。
新しく運用を開始したトラリピ2000万口座の設定と実積はこの記事で毎週公開しています。
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これからトラリピを始めようと考えている人は30万チャレンジの記事が参考になります。年利10%の目標をしっかりと達成しています。
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— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) January 7, 2020