2.投資信託の手数料とは?

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2.投資信託の手数料とは?

投資信託には手数料がかかります!

 

『お金を運用するだけで手数料がかかるの???』

『自分のお金を投資しているだけなのになんで??』

『販売員は手数料を稼ごうとして投資信託を勧めてきてるんじゃないの? 』

 

これまでにお客様からいくどとなくこのように言われてきました。

 

でも・・・よく考えて下さい!何かサービスを受ける時は手数料がかかるのは当たり前ですよね?

その手数料がどのようなものか?みなさんにはしっかりとわかってもらいたい!!とずっと思ってきました。ここでは手数料についてしっかりと説明していきたいと思います。

 

まず、投資信託には主に3つの手数料があります。

1.購入時にかかる『購入手数料』

2.保有している間にかかる『信託報酬』

3.解約時にかかる『信託財産留保額』

 

色々なサイトで比較されているのは特に『購入手数料』です。でも実は他にも手数料がかかってるんですね。

この後それぞれについて具体的に説明しますので読んで下さいね!

 

1.購入手数料とは

投資信託を購入する際にはまず『購入手数料』がかかります。

自分が投資しようと思った金額から購入手数料が引かれて、残った金額でできるだけの口数を購入するのが一般的です。

なので運用のスタートはまず投資額からこの販売手数料分だけマイナスになった状態となります!

 

具体例をあげると次のようなイメージです。

手数料3%の投資信託を100万円購入したとします。運用のスタートは手数料3万円を引いた97万円からとなります。(手数料の計算は消費税等は含んでいません)

投信の購入手数料は0%〜3%が一般的

 

0%というのは購入手数料が無料のもので『ノーロード』と言います。ノーロードであれば投資した100万円から運用スタートできるのです。

ノーロード以外だと購入手数料は1%〜3%程度が一般的です。ではどうして購入手数料に差ができるのでしょうか???

答えは簡単です!!!

一般的にリスクが高いものは手数料も高く、リスクが低いものは手数料も安いのです。

例えば、日本の国債へ投資している投資信託は1%程度ブラジルなどの株式へ投資している投資信託は3%の購入手数料がかかります。

fund

購入手数料はどこから買うかで変わってくる

また、同じRファンドの商品でも販売会社によって手数料が違う場合があります!購入手数料は販売会社に支払う手数料なのでそれぞれの販売会社で設定することができます。

なので購入手数料のことを販売手数料と呼ぶこともあります。

fund

同じファンドであればできるだけ手数料が安いところで購入したほうが得ですね!銀行や証券会社の窓口では提案してくれる人がいるので人件費がかかっています。

反対にネット証券ではそれがかからないので購入手数料が安い場合が多いんです!

2.信託報酬とは?

投信には信託報酬という手数料があります!

これはあまりクローズアップされていませんので意外と知らない方も多いのでは???投資信託を購入する際には購入手数料と併せて信託報酬にも注目してください!!!

投資信託の信託報酬って何?

では信託報酬とはどのような手数料かを説明します。信託報酬とは主に運用をしている人=プロに支払う手数料のことです。

運用するには株や債券を売買しますよね。そのときに発生する売買手数料やプロの人件費等です。一部は販売した金融機関にも支払われています。

信託報酬はどれくらいかかるの?

購入手数料は1回限りなのに対して、信託報酬は保有している間ずっとかかる手数料です。但し、個人から毎日『今日の信託報酬は◯◯円です』といって引かれているわけではありません。

ファンド(投資信託の商品)はみなさんから資金を集めて運用しています。その総資産から毎日引かれているんです!

なので投資信託の基準価格は信託報酬が引かれた後の価格で決まっています。参考までにメジャーな商品の手数料を調べてみました!

フィデリティUSハイ・イールド ダイワ日本国債ファンド
購入手数料(%) 1.7 0.7
信託報酬(%) 3 1
リスク 高い 低い

 

商品によって手数料は大きく違いますね!なぜでしょうか?購入手数料が高いものは信託報酬高くなり、購入手数料が安いものは信託報酬も安くすみます。

また、手数料が高いものはリスク度合いが高く、手数料が安いものはリスク度合いも低いというのが一般的な仕組みです。

それぞれの商品の信託報酬はどこで確認できるの?

投資信託を購入する際には必ず『交付目論見書』というものをもらいます。インターネットの場合は閲覧しなければ購入することが出来ません。

これは先の例で紹介したフィディリティの交付目論見書です。(PDF20枚)

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この商品の場合は9ページにある『ファンドの費用・税金』に記載されています。

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購入する前に一度チェックしてみて下さいね!但し、信託報酬は購入手数料と違ってどの金融機関で購入しても同じです。

購入手数料は購入時に一度だけかかる手数料でしたね♬

3。信託財産留保額とは?

投資信託の3つ目の手数料『信託財産留保額』について説明します。信託財産留保額とは一般的に解約手数料と言われています。

投資信託を解約する時には『解約価格』で計算して解約金額が決まります。購入手数料や信託報酬と違ってすべての商品にかかるのではなくかかる商品とかからない商品があります。

『えっ??かかる場合とかからない場合があるなんてなんとなく不公平!!』と思いますよね。

信託財産留保額が発生する仕組み

この手数料が発生する仕組みを説明しますね。投資信託は株や債券等へ投資しています。

例えばAさんが『今利益が出ているから解約しよう!』と手続をします。投資信託の商品は解約の依頼があったら現金を準備して顧客へ返金しなければなりませんよね。

その際に保有している株や債券を売却して現金に換える場合があります。株や債券を売却する際には手数料がかかります。

その手数料はあくまでもAさんに返金するために株や債券を売却したことによって発生したものですよね。

その手数料を他にもその商品を保有している人たちに負担させると不公平では??という考えから、信託財産留保額というものがかかってくるのです。

信託財産留保額を差し引いた解約価格の求め方

Aファンドの基準価格は3,303円

信託財産留保額が0.3%の場合

3,303✕(1−0.003)=3,293円

解約価格は3,293円となります。

信託財産留保額は商品によってかかる場合とかからない場合があります

こう聞くとかからない方が得と思うかもしれませんね。

違いがある理由は信託報酬にも株式や債券の売買手数料が含まれているためそちらで負担している場合もあるからです。

信託財産留保額はどこで確認できるの?

信託財産留保額は信託報酬と同じで交付目論見書の、ファンドの手数料・税金についての欄で確認できます。

かかるパターン

cost

かからないパターン

cost

また、信託財産留保額は商品によって決まっているのでどの金融機関で購入しても同じです!

解約する前にはきちんとチェックしてくださいね。

 

 

 

 

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