こんにちは!メキシコペソをスワップポイント狙いで毎月コツコツ買っているあっきんです!
私がなぜ数ある高金利通貨の中でもペソを買っているのか?なぜ、一括ではなく積立で買っているのかをここで解説したいと思います。
というのも、毎週スワップ投資の運用実績を公開しているので「トルコリラとか南アフリカランドは積立しないのですか?」って質問をたまにいただくんですよね。
今までは言葉でふわっと答えていたのですが、ここらで数字でバチッとお示しするほうが良いかなと思ったので検証してみました。
もちろんこれは過去のデータなので「これからは違う!」と考える人もいると思います。でも、私はあまりにも結果に差があるのでそうは思えなくて、やっぱりペソがいい!って思うわけです。
目次
トルコリラスワップポイント生活はしんどい?
今でこそドヤ顔でトルコリラのスワップポイント生活はしんどい。って言えるあっきんですが、高いスワップポイントに惹かれ、トルコリラを一括保有した過去があります。
実は今から3年半ほど前の2016年9月に当時一番トルコリラ円のスワップポイントが高かったヒロセ通商でトルコリラを保有した過去があります。
口座には100万円を入金し、スワップポイント生活に憧れ、5万通貨を一度に保有しました。
がトルコリラを購入した3日後の口座状況です。見てほしいのは未実現スワップ1,725円です。
これはトルコリラを買ってから3日後なのでスワップ金利が1日あたり1,725円÷3日=575円貰えていることになります。このまま1年持ったら約21万円もらえる計算です。
となると100万円をこのまま預けておくだけで1年後には121万円・・・。トルコリラ最高やな!ってスワップ投資歴が浅い私は思ったんです。
でも、それから7ヶ月後には現実を知り、損切りすることとなりました・・・・。
記録として損切りする直前の口座状況を残していました。これがトルコリラを5万通貨保有した口座の7ヶ月後の運用状況です
スワップは11万円ほど増えたのですが、トルコリラ円が下落したことによる含み損の方が大きく、24万円まで増えていました・・・。
これってお金が増えているようで全然増えていないんですよね。もっと待っていて買値まで戻ってくるのであればいいのですが、そんなに我慢強く保有できませんでした。
ただただ、含み損が増えていくのを見つめるだけのしんどい日々でした・・・💦
高金利通貨の値動きの特徴
この経験でスワップポイント狙いの投資をするのであれば下がり続ける通貨を買ってはスワップで増える以上に含み損が出るということを身にしみて感じました。
ついつい、目の前のスワップポイントの高さに持っているだけでお金が増えるのか〜ってイメージしてしまうのですが、それは価格が大きく動かない前提なんですよね。
ここで代表的な高金利通貨のトルコリラ、南アフリカラランド、メキシコペソのここ2年間の値動きを見てみましょう。
するとトルコリラと南アフリカランドが下がり続けているということがすぐにわかります
反対に一番右のメキシコペソは下がるけど上がってくるレンジ相場になっているのがわかります。でもこの比較だけだとスワップの大きさがわかりませんね。
含み損が大きくてもスワップがめちゃめちゃもらえていればトータルでプラスになるのでね(^_^;)
そこでこれらの3通貨を毎月同じ量だけ買った場合にスワップと含み損(または含み益)がどうなっているかを検証してみました!
高金利通貨を2年間積立したらこうなる!
それでは順番にシミュレーション結果を見ていきましょう。
メキシコペソがいろんなFX会社で取り扱いが始まったのは2018年からなので横並びを揃えるために2018/1〜2019/12までの2年間で比較しています。
スワップポイントはFX会社各社の年間スワップポイントをもとに集計しています。また、ランドとペソは価格が小さいのでトルコリラの10倍の10万通貨ずつの積立としています。
トルコリラを1万通貨ずつ積立。
2年間、1万通貨ずつトルコリラを買っていくと、年末時点でスワップポイントの累計は87万円で、含み損が▲85万円という結果です。
この時点で決済すると+2万円です。ちなみに、ロスカットを回避するには最低必要資金として104万円が口座に必要でした。
うーーーん。しんどいですね💦
南アフリカランドを1万通貨ずつ積立。
2年間、10万通貨ずつ南アフリカランドを買っていくと、年末時点でスワップポイントの累計は138万円で、含み損が▲78万円という結果です。
この時点で決済すると+50万円です。ちなみに、ロスカットを回避するには最低必要資金として333万円が口座に必要でした。
トルコリラと比べると格段にスワップポイントが多いですね。ただ、最大含み損も大きいので結果として運用を続けるには凄く大きなお金が必要でした・・・。
では、残るメキシコペソはどうでしょうか?
メキシコペソ円を1万通貨ずつ積立。
2年間、10万通貨ずつメキシコペソを買っていくと、年末時点でスワップポイントの累計は128万円で、含み益が+20万円という結果です。
この時点で決済すると+148万円です。ロスカットを回避するには最低必要資金として148万円が口座に必要でした。
スワップポイント投資はメキシコペソ!
いかがでしたか?
こうやってデータでまとめるとトルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソの3通貨ではメキシコペソでスワップポイント投資をするのが狙い目であることがわかりましたね!
貴重なデータなので表で比較して見てみましょう
うーーーーん。どう見ても一番右のメキシコペソですね(^o^)/
また、今回のシミュレーションですが、毎月積立という投資方法を選択しています。
一括で購入するとスワップポイントもたくさんもらえますが、下がったときの含み損も大きくなってしまいます。これってちょっと怖いですよね!
そこで毎月少しずつ保有枚数を増やすことで平均取得価格を抑え、含み損を減らすことができるわけです!
また、投資資金を一度に用意しなくてもいいのもお財布にやさしいのでいいですよね!
以上が高金利通貨を積立で買った場合の比較結果です。あっきんがトルコリラや南アフリカランドでスワップポイント投資をしない理由がこの結果に凝縮されています。
また、メキシコペソですが、毎月積立で買っていくのですが、できれば高い価格のときはあまり買いたくないという思いもあり、ちょっと工夫しています。
ブログで公開したところ、思いのほか評判がいいです。価格が下がるとむしろ嬉しかったりするので楽しみながらスワップポイント生活を続けられそうです!

また、実際にピラミッド積立をしてどれだけスワップポイントや含み損(含み益)が増えているかはこの記事でしっかりと定点観測しています。

わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね!いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので(^o^)/
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— あっきん@投資家🍀元公務員 (@_akkin_nara) January 7, 2020