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VIX指数

【完敗】ブログで公開270日目。米国VIの買い方・運用実績・注意点・感想をあっきんが完全解説。

【完敗】ブログで公開270日目。米国VIの買い方・運用実績・注意点・感想をあっきんが完全解説。
あっきん

 

ここではVIX指数に連動した投資商品である米国VIに投資をしてみたリアルな運用実績を公開するとともにやってみてわかった自身の運用の感想をまとめています。

そもそも『 VIX指数って何? 』という人は先にこちらの記事を読んでください 

 

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ここで紹介している米国VIはGMOクリック証券のCFD口座で取扱いがある銘柄です。2019/6/25に初めてポジションを持ち、2020/3/18に思いもよらないロスカットで幕を閉じました。

 

 

詳しい運用実績はこの記事の後半で。

 

あっきん流米国VIの投資戦略

あっきん流米国VI投資戦略

インスタグラムを中心にVIX指数に投資している人が多いらしく、為替と仮想通貨を主戦場としていたあっきんの元にやってみて!とのお便りがあったので自分なりの戦略をたてて始めてみました。

ポイントとしては、売買ロジックが単純な方が管理しやすいかなと思ったので機械的な売買に徹することを心掛けました。米国VIのチャートを用いてあっきん流の投資戦略を解説します。

以下は運用を始めた2019/6時点で考えたものをそのまま残しています。

 

vix

 

上記のように価格帯によって3つのゾーンに分けてみました。上の方にいくほど年間を通してエントリー回数が少ないので大きく利益を取るようにしています。

 

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  • 高値:22〜    15ドルで決済
  • 中値:18〜22未満 2ドル下がりで決済
  • 安値:15〜18未満 1ドル下がりで決済

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この戦略で取引をすると過去1年でどれだけ売買がされたのか見える化したのが以下の図です 

 

取引履歴

 

黄色い線は1ドル置きに配置しています。1ドル間隔で売り注文を並べていくイメージですね。各ゾーンでの利益を合計すると101ドルの価格差を得たことになります。

米国VIで101ドルの価格差を取るということは1,010ドル相当の利益を得ることになるので円換算すると約11万円ということになります。

ではこの11万円を得るのにどれだけの投資資金が必要でしょうか?以下で順に考えていきたいと思います。

 

米国VIを取引するのにいくら必要?

この米国VI投資はレバレッジ取引(CFD取引)なので現物で株式や仮想通貨を買うのと違い、ロスカットがあります。

FXと同じですね。ロスカットになると大半の資金が無くなってしまいます。なのでロスカットになってはいけません。

 

ではどうするかというと、十分な余裕資金を口座にいれて取引をするのです。また、十分な余裕資金はどこまでの値上がりを想定するかによって違ってきます。

ここで過去30年ほどの長期期間のVIX指数の推移を確認してみましょう 

 

VIX指数の30年チャート

 

100年に1度のショックと言われた金融危機・リーマンショック(2008/10)では96というとんでもない数値を叩き出しています💦

もう少し現実的なところに目を向けるとこの30年で7回50付近を記録、それ以外で30を超えたのは11回です。

この値動きから私はロスカットレートを50にするのが調度いいのでは?と考えました。常に相場を見ているのでもし50を超えそうな気配がしたら追加入金にて対応する予定です。

 

1枚だけ米国VIを保有するにはいくら必要か?

米国VI1枚保有するにはいくら必要?

上記のように米国VIが15ドルの時に1枚売りを保有するには拘束証拠金として41,800円が必要です。

内訳ですが、保有するのに必要な証拠金が3,300円と50ドルまでロスカットされないように耐えるのに必要な任意証拠金が38,500円です。

3,300円=15ドル÷5(レバレッジ)×10(取引単位)110円(ドル円レート)

38,500円=(50ドル−15ドル)×10(取引単位)110円(ドル円レート)

 

米国viを複数枚保有するにはいくら必要?

どの価格からどれだけ保有するかによりますが、例えば15ドルから1ドル刻みで売りあがり23ドルまで保有する場合は約37万円必要です 

 

資金管理表(1ドル刻み)

 

私が実践しているのはもう少し細かく15ドルから0.5ドル刻みで1枚ずつ売り上がる方法で23ドルまでポジションを保有した場合は73万円の資金が必要になります。

複数枚のポジションを保有するときの必要資金の考え方はこの記事で詳しく整理しています 

 

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米国VIは価格調整額に注意!

GMOクリック証券の価格調整額とはを読んでもピンとこないと思うので、ここでは月に1回発生する金利調整額としておきます。

大事なこと価格調整額は一定ではなくプラスになったりマイナスになったりするということです。

 

米国VIの価格調整額実績値

 

ポイントは毎月1回発生するタイミングがあって過去1年では10回プラスで2回マイナスだったということです。これは発生日に1枚保有していると貰える(支払う)金額です。

もう少し詳しくみると、2020/1/25に発生した価格調整は売りで2,491円のプラスでした。この日に保有しているともらえる金額ということなのでなんだかお得ですよね!

でも注意が必要なのは価格調整をもらった後はチャートが上に推移している点です。決済価格が2.27ドル(2,491円相当)上がっています 

 

価格調整額

 

なので例えば2,491円の価格調整をもらった後すぐに決済しようと思っても決済価格が上がったことで含み損方向に2,491円動いているので実際は損も得もしていないことになります。

ただ、VIX指数の性質上、時間の経過と共に価格はゆるやかに下っていくのでいつかは保有した売りポジションより下になります。

 

ここからは注文方法についていくつか紹介していきます!

 

米国VIの買い方は?注文方法を解説!

全てスマホアプリで注文することができます。いろいろな注文の仕方があるので図解していきますね!

 

成行注文の場合

成行注文で今の価格で売りを保有する場合は以下のようにタップしていきます 

 

米国VIの買い方は?

 

米国VIの買い方2

 

ちなみに米国VIの取引時間は8:00〜翌6:15です。

これで初めてポジションを保有したわけですが、大事な作業が残っています!!それはロスカットレートの変更です。

 

ロスカットレートを変更する場合

上記注文のまま放置しておいて価格が上がっていくと17.82ドルでロスカットになってしまいます。

「あれ?余裕資金入れてるのに?」って思いますよね(笑)

初期設定でロスカットレートが17.82ドルとなっているからです。これを50に変更する必要があります。手順は以下のとおりです 

 

米国VIのロスカットレート変更方法

 

これで50ドルまでロスカットにならないようになりました。

 

指値&ロスカットレート変更

さきほどは成行で今の価格でポジションを保有する方法を解説しましたが、今回は指値です。価格をして注文する予約注文のことです 

 

指値&ロスカットレート変更

 

指値を入れて注文一覧から該当注文をタップすると確かにロスカットレートが変更できました。

注意点としては指値は無期限ではなく最長で翌週末なので翌々週には同じ作業をする必要があるということです。

 

決済注文を入れる場合

ポジションを保有した後は寝ている間に相場が動いたときも自動的に決済されるように指値注文を入れておきましょう。

無期限にできないのが少し残念なところですが・・・。

 

決済注文の方法

 

さて、後はやることがないのでとりあえず状況を見守ります。

やってみて思ったのですが、少額でできるところがなんだか面白いですね!慣れれば目つぶってでもできそうな作業です。

 

便利なIFD注文を使う場合

IFD注文という便利な予約注文機能を使うと新規注文と決済注文を一度に発注することができます!

例えば17.5ドルで1枚売りを保有して、16.5ドルで決済するというIFD注文を出すと以下のようになります

 

IFD注文方法

 

注意点はこのままだとロスカットレートが50になっていないので注文一覧から注文変更でロスカットレートを50に指定する必要があります。

 

米国VIの運用実績をブログで公開!

もう一度取引ルールをおさらいしておきます。以下のようにゾーンを3つに分けて高いところほど下までポジションを持つようにしています。

 

[list class=”li-chevron”]

  • 高値:22〜    15ドルで決済
  • 中値:18〜22未満 2ドル下がりで決済
  • 安値:15〜18未満 1ドル下がりで決済

[/list]

 

また、ポジションを保有する間隔は0.5ドル刻みにしています。資金管理は以下の管理表を元にしています 

 

新資金管理表

 

この運用プランで2019/6/25〜2020/3/20までの10ヶ月間運用してきました。売買ポイントを見える化してみました 

 

米国VIのチャート

 

なんとも衝撃的なチャートですね💦まさか自分がロスカットされたポイントがコロナショック相場の最頂点だとは・・・(笑)

最新の取引実績を一部載せておきます。血まみれです 

 

米国VIの取引履歴

 

毎週の運用実績も記録としてグラフにしてみました。2019/6/25〜2020/3/20までの全ての実績です 

 

米国VIの実績

 

結果的にはロスカットにならなければこれだけの損失を計上することもなかったのですが、追加資金を入れるのが遅かったですね。なんとも初歩的なミスをおかしてしまいました。

 

記録として残しておくと米国VIが上昇するにつれて以下のツイートのようにロスカットレートを引き上げています

 

 

 

あっきんは米国VI投資をもうしないだろう。

米国VIに投資はしない

コロナショック相場で100年に一度と言われたリーマン・ショック級の激しい上げをVIX指数は記録しました。3/20時点でのVIX指数のチャートを載せておきます 

 

VIX指数のチャート

 

コロナショックはリーマン・ショックとは違い、パニック的な株価下落となったことから上昇スピードが早かったのも特徴のひとつです。

で、今後どうするか?ですが、あっきんは米国VIには投資することはないでしょう。理由は以下の4点です。

 

取引規制で取引できなかった。

米国VIを売りでトレードするときはより高い位置でエントリーした方が有利です。

それにも関わらずコロナショックの時は取引規制によって21より高い価格で売りを保有することはできませんでした。記録としてインスタにまとめています 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

あっきん_元公務員☘投資家(@akkin_akilog)がシェアした投稿

 

全ての人に売買機会は公平に与えられていないと投資環境としてどうかな?って不信感を持ってしまいます。

むしろ取引規制してくれたことで助かった!GMOありがとう!という感想の人もいると思いますが、口座を作らせておきながら自己責任で行う投資のはずなのにプラットフォーマーが制限をかけるというのはちょっと違和感があります。

 

取引余力の計算が不利に働く

FXに慣れている私にはGMOクリック証券の取引余力の計算方法には違和感しかありません。

まず始めにわかったのが取引余力がマイナスだと後から新たにポジション持とうと思うとこのマイナス分を補填しないとポジションが持てません。

 

 

つまり、評価損の2倍のお金が口座に必要ということです。始めは追加でポジション持てないだけなら仕方ないかぐらいに思っていたのですが、もうひとつ問題がありました 

 

 

 

肝心のロスカットレートを後から50から80というように上げようと思うと任意証拠金の増加分のほかに取引余力のマイナスを先に解消するお金が必要となるんです!

これによってロスカットに耐えるように口座に拘束されるお金が余計に必要なことになるので資金効率が悪くなります。

 

価格調整額の仕組みがややこしい

この運用をしている期間に私が受けた質問の半分は価格調整額に関するものです。先物特有のものなのでFXのスワップなどとは少し違います。

これって投資ビギナーには難しいと思います。価格調整額によってどうなるかはこの投稿にまとめています 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

あっきん_元公務員☘投資家(@akkin_akilog)がシェアした投稿

 

端的にいうとわざわざ難しい戦場で闘わなくてもいいんじゃないかという話です。

 

IG証券のボラティリティ指数の方がいい。

コロナショック相場でも安心して使えたのがIG証券です。米国VIと同じようなものはIG証券のボラティリティ指数です。使ってみて違和感はありませんでした。

ただ、結果的には自身のエントリーポイントが早すぎたので期待した利益を得ることができませんでした。これは単なる実力の無さですね(笑)

やっぱりエントリーポイントと利確ポイントを自分の資金力と照らし合わせて判断しないといけない裁量トレードは難しいです。

ボラティリティ指数で運用してみた履歴はこの記事で整理しています。

 

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【結論】自分にはトラリピが合っている。

トラリピ本を書いているからそんなこと言ってるんでしょ!って思ってるかもしれませんが、結果としてこの相場でもしっかりと利益を積み重ねているのがトラリピです。

自身が2000万円で運用するほど信頼しているカナダ円のトラリピもしっかりと結果を出してくれています 

 

トラリピカナダ円チャート

 

この歴史的なショック相場のコロナショックの真っ只中でさえ、投資額60万円で利益が9.4万円の含み損が10.8万円と大きく資産を減らすことなく順調に運用を続けています。

これはトラリピの設定をかなりディフェンシブなものにしていることが要因としてあげられます。そのあたりは14年も為替相場を見ているのでコントロールできているのだと感じています。

コロナショック相場でも特に何もしなくてもシステムが自動で売買をしてくれていたので安心して放置することができました。

 

最後になりますが、何事も経験です。実際にやってみて自分がどう感じるか?を私は大切にしています。合わないと思えば辞めればいいでしょう。

物事には良いところ、悪いところがあるので両方をみて自分の中で続けられる運用を見つけていければいいと思います。その参考にこの記事がなれば幸いです。

 

ここで紹介したトラリピについてはこの記事で解説しています。このブログでは運用中の設定や実績も全て公開しています。

 

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ブログだけでは発信が一方通行になってしまうのであっきんとひろこはライブ配信も積極的に行っています。録画したものはYouTubeにアップしているので一度覗いてみてくださいね!

以下の配信は米国VIがロスカットになる直前のもので、お葬式モードの中で行ったものです。みんな含み損と闘いながら投資を行っています。

 

 

また、コロナショックでリスクオフムードの中でもポジションを増やしているのがユーロズロチのスイングトレードです。VIX指数に少し似たトレードをしています。

 

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わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね!いただいた質問から私自身も学ぶことが多いので(^o^)/

 

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